とうとう車を買ってしまった。ソリオバンディット。現金一括である。
貯金がすっからかんになった所で辛い現実が待っていました。
カーナビが付いてないのです。
「純正カーナビ付けますか?15万です。」
「断ります。」
この世の中は貧乏人には生き辛い。
ということで、安くあげる為にDIYで取り付けましたので、作業手順を紹介します。
難しい作業は特にありません。配線を隠すための内装はがしが最大の難所でした。
総費用は5万円掛からずでした。
カーナビの購入と準備
購入したカーナビ。
安い!
自分が購入したものは38000円でしたが、残念ながらBluetoothが使えませんでした。
こちらはBluetoothが使えます。
音楽を聞くときにBluetoothがあると超便利です。
配線不要ですから。羨ましい。
そして残念ながら車本体からのカーナビ用コネクターはそのまま接続出来ないので、接続用のハーネスを購入します。
このハーネスがあるおかげで作業が早く終わり、超助かります。
Bluetoothが付いてないのでiphoneを接続して音楽を聞く為にコードを買っておきます。
カーナビ背面に付けるので最初に買っておきましょう。後から付けるにはカーナビを全部取り外す必要があります。
これも必須です。
自分はこれを買いましたが、もう少し長めのものがあると良かったかも。
ETC、バックカメラを取り付けるのであれば、同時進行で取り付けましょう。
内装パネルの取り外し
まずは作業前に、必ずエンジンが切れているか、ACC電源も入ってないかを確認してください。
安全のため、バッテリーのプラグも外しましょう。
最初に一番の難関です。
パネルを傷つけないように頑張ってはがしましょう。
ソリオの場合、見えづらい写真の箇所にピンが二本挿さってるのでまずは抜きます。かなり抜きづらいです。
ピンを抜く専用工具も売ってますが、1200円もしたのでパネルはがしで代用。
抜けました。
かなり固いです。
次に、前面パネルをはがしていきます。
ソリオはオーディオレス車なので、カーナビの位置にはプラスチックのプレートがはまっています。
エアコンの吹き出しと、センターパネルは一体になっているので、内装はがしを挿して接続部を少しずつ抜いていきましょう。
勢いでいくとパネルが割れそうなので、慎重に。結構時間がかかりました。
ハザードランプ用のコネクターを外せば完全に外れます。
画面位置のプラスチックプレートの固定金具がビス4点で固定されているのでドライバーで抜くと外れます。
プラスチックプレートにはカーナビ用のコネクターが挿してあるので抜いてプレートを外しましょう。
プラスチックプレートについている金属の固定部品は使用するので外しましょう。
取り外しの最終形はこうなります。
GPS配線、テレビアンテナ線の通線、iphone接続コードの配線
配線の取り回しは一番頭を悩ます部分かと思います。
取付説明書には、ダッシュボードの端っこの見える場所に配線とされていますが、あまりきれいではない。
せっかくなので隠蔽したい。
ということで、内装を剥がして矢印の所から挿入しました。
サイドの内装はデリケートなので長めの内装はがしで慎重に進めましょう。
6点で固定されているので、そこを外して上に引っ張ると外れます。
GPSの配線
内装を剥がして矢印の穴にGPS配線のコネクタを入れていき、グローブボックス(助手席の引出し)から引っ張り出します。
グローブボックスの隙間に手を突っ込んでも配線は掴めないと思うので、針金を加工して引っ掻けるか、お箸で掴みましょう。
僕は内装はがしの棒に引っ掛けて掴みましたが、時間が掛かるのでオススメ出来ません!
掴んだ配線をナビの設置窓まで持っていきます。
こっちは手が入るので簡単。
矢印の所まで指が届きます。
通線出来たら本体に挿しておきましょう。
電源ケーブルは事故防止で念のため一番最後に接続するので、まだ挿しません。
接続出来たらGPS本体を接着固定しましょう。
しっかりGPSの電波が受信できる位置へ。
金属プレートを貼り、本体を付属の両面テープで貼り付け。
内装を取り付けるとこんな感じになります。
最短ルートの配線。美しい。
ワンセグテレビアンテナの配線
まずはアンテナシールを慎重に貼ります。
このシールに小型アンプを貼り付けて、GPSと同じルートでカーナビ設置窓まで持っていきましょう。
窓の小型アンプからダッシュボード迄の配線は、説明書通りに設置すれば内装の中に隠れます。
通線出来たら接続しましょう。
iphoneコードの配線
僕はグローブボックスにコードを出しとくだけにしたので、GPS、ワンセグテレビの配線をグローブボックスからカーナビ設置窓迄持っていったのと同様の作業です。
配線は手が届くので簡単。カーナビ本体に
接続しましょう。
カーナビ本体との接続の前に
GPS、テレビアンテナ、iphone接続ケーブルは繋ぎました。
あとは、ETCやバックカメラをナビに繋ぐ必要があれば繋いでおきましょう。
僕はバックカメラを付ける予定なので、今の内に挿しておきました。
赤と赤、黒と黒を繋ぎます。黒と黒が接続出来ない形状ですが、ナビの設置位置の中のネジに2本のアース端子を重ねて固定しておきました。
ここでもアースも取れてるので、間違いないです。
ETC2.0をナビと連携する場合は通信ケーブルも配線が必要です。ナビ連携するETCは高いですが。
今回購入したハーネスには元々周辺アクセサリー用の予備電源配線が用意されています。
僕はここを利用してETCやドライブレコーダーの電源をとったので、同時に設置予定の方はここを使うと便利です。
ETCは自分で取り付けよう!DIYで純正位置に設置する手順を紹介。(写真多数)
ドライブレコーダーは自分で取り付けよう!DIYで配線を隠す取り付け方の紹介。(カロッツェリアVREC-DZ300)
カーナビと電源コネクタの接続
GPS、テレビアンテナ、iphone用usb端子、加えてETC、バックカメラ等の配線が終わったら、電源コネクタ等のメインの配線をしていきましょう。
大きいコネクタと小さいコネクタ、ラジオ用のコネクタが3本車から出ていたはずなので、挿していきましょう。迷う事なく進められると思います。
·コネクタ大小
·ラジオアンテナケーブル
購入したハーネスにラジオアンテナの変換ケーブルが付いてましたが、使用の必要はありませんでした。
カーナビを定位置に固定
プラスチックプレートに付いていた固定金具を本体に付けます。
車メーカーによってネジ位置が変わります。
何故スズキが載ってないのかは憤慨に値しますが、トヨタ車と同じ「T」の位置に合わせて固定しましょう。
後は後ろのコードを整理しながら定位置に挿入していき、前面の4点のネジを固定し、パネルを付ける前にバッテリーのプラグを取り付け、エンジンをかけて試運転してみましょう!
こんな画面になれば大成功です!
パネルを取り付けて終了しましょう。
エンジンをかけても画面がつかない場合はコネクタの接続が甘い事が一番に考えられるので、取り出して確認してみましょう。
カーナビ取付のDIYのまとめ
カーナビの取り付けは一見難易度が高そうですが、一個ずつの作業は簡単なものばかりです。
専用のハーネスを使えば意外と短時間で取り付けられるので、カーナビを安く自分で取り付けたい方は参考にして頂ければ幸いです。
以上、『カーナビ取付けはDIYでやってみよう!スズキソリオに総額5万で取付け出来ました。』でした。