SBI証券で外貨を準備する場合、住信SBIネット銀行と連携させて
銀行で外貨を購入⇒証券口座
と振り込みを行います。
住信SBIネット銀行は為替手数料が非常に安く良心的ですが、外貨の準備の仕方により手数料が変わります。
今回は外貨積立を使いスプレッド(1ドル辺り手数料)2銭で米ドルを準備する方法のご紹介です。
外貨の定期購入は手数料が下がることに加えて、為替の変動リスクに対してドルコスト平均法で購入し続けることで低リスク化出来るのでオススメです。
SBI証券の外貨振替の方法による手数料の差
SBI証券で外貨を用意するには3つの方法があります。
- 円貨決済・・・証券会社内完結で円で直接海外証券を購入する
- 外貨預金・・・外貨をスポット購入
- 外貨積立・・・外貨を定期に積立設定
それぞれの手数料は
- 円貨決済・・・25銭
- 外貨預金・・・4銭
- 外貨積立・・・2銭
スポットでの外貨預金と外貨積立はどちらも外貨預金ですが、定期購入設定をしておくと手数料が半分になります。
※SBIFXを利用すると更に手数料は下げられますが、手間なので割愛します。
SBIアプリの外貨積立
アプリを立上げ、右上のメニューボタンをタップすると、以下の画面が現れます。
下線の「外貨預金」をタップし、遷移先で以下の「外貨積立」をタップ。
そこから申込みボタンを押すと設定画面に到着です。
外貨積立設定
積立の設定は
- 外貨の種類
- 積立金額(円)
- 積立頻度
を決めていきます。
月の積立金額=積立金額×積立回数
となります。
毎日積立も設定出来るのは凄いことです。
毎日購入設定では休場日は購入しません。
毎日購入設定以外は購入日を指定出来ます。
以上を設定して申込めば、積立設定の完了です。
ちなみに自分は2500円×毎週で積立しています。
SBI証券へ外貨入金するには?
外貨積立したドルは、手動で証券会社へ移動する必要があります。
米国株投資はここの外貨移動だけが自動設定出来ないのが辛いところ。
振込操作はSBI証券側から入金操作します。
以下のリンクをご参照ください。
定額自動入金も設定しよう!
住信SBIネット銀行は定額自動入金が手数料無料で行えます。
給与口座→住信SBIネット銀行への資金の移動を無料で自動化出来る訳です。
自動入金設定さえしてしまえば『残高不足で購入出来てない』なんてことが起こりません。
一般的な銀行では同銀行、同支店間でも定期振込は手数料が発生してしまうので、SBI銀行を間に挟むことで無料で資金移動出来ます。
とてもありがたい。
外貨積立のまとめ
外貨積立設定により
- 手数料を安く
- 為替変動リスクを避けられる
- 購入を自動化出来る
という、マイナス要素が見当たらない設定なので、米国株投資や為替のリスク分散などには必須の設定かと思います。
以上、『住信SBIネット銀行の外貨積立で手数料最安で外貨を準備する。』でした。