アマゾンプライムが30日間無料体験! 

トリツカレ男は自転車を修理して紅茶を飲んだ

市川文太の無駄話

昨日は12時間ほど眠ってしまい、起きたら夜の7時だった。

こんな時間に起きてしまうとどうしていいのやらよく分からなくなってしまって、目を閉じたらまた二時間眠ってしまった。

起きたら夜の9時になっていて、こんな時間に起きたらどうしていいのやらよく分からなくなってしまった。

なんて言いながら、起きたら自転車のパンクを直す事にしていたので、僕は起きてすぐ外に出て修理に取りかかった。

パンクの修理というのは、タイヤからチューブを引き出して空気が漏れている所を探しパッチを張るといった感じで、自分でやったら五十円で出来ちゃうから自転車屋に持っていくなんて馬鹿馬鹿しいぜみんな。

なんて思いながら作業を終えて、よっしゃ。って空気を入れ始めたら、突然「シュポポポ 」という怪音と共にタイヤから焼き餅のように膨れたチューブがはみ出して、「あ、ヤバい。」と思ってる最中にチューブは爆発してしまった。

心は虚脱感で一杯になってしまった。

こんな事なら自転車屋に持っていけば良かった。
自転車修理はやっぱり自転車屋が一番だぜみんな。

その後ダージリンティーでも飲んで心を落ち着かせようと思ったら飲み過ぎてしまってまるで英国紳士のように鼻が高くなって口髭が生えてきた。
というのは大嘘で、紅茶を飲みながら前日に購入した「トリツカレ男」という本を読みました。

いしいしんじさんの本で、色んな物に取りつかれたようにハマってしまう青年の物語なのですが、自分も何かとのめり込みがちな部分もあるんで気持ちか分かって面白かったです。

いしいしんじさんの本は語り口が童話チックですごく面白いよ。

本を読み終えた時点で夜中の3時くらいだったんだけれども、当然全く眠くなかったので、健康の為に本気のヨーガを一時間やり、一番最後に肘と頭頂点だけで殆んど逆立ちみたいな格好をするポーズにチャレンジしてみたら思い切りこけてしまってゴミ箱に突っ込んでしまった。

んもう。と自嘲的に笑ってしまい、いい加減眠ろうとしたらまだ全然眠くなかった。

気付けばもう朝の9時半をまわっていて、仕方ないのでもう一度紅茶を飲んで英国紳士になりかけながら電車に乗って爆発したチューブを買いに行ったら「そのサイズのチューブは特殊なんで取り寄せになりますよ。」って言われて、今日は自転車を直してそれに乗って旨い蕎麦屋に行こうとしてたのになあ。って心の中で思った。

虚しい。
(2008.8.25芸人時代のブログより)

タイトルとURLをコピーしました