妻から
「屋外でピザパーティーをやる。
ピザを焼くのはお前だ!」
とピッツァイオーロとして一位指名を受けた私。
上手くいくかは分からんけれど、バーベキューコンロで使えるピザ窯を買ってみました。
何せ安い!
この値段でピザストーンの上でしっかり焼く機構になっています。
しかもピザパーラーもついてくる。
結構本格的なピザパーラーで、本体よりも興奮します。
ピザ生地はしっかり仕込んだので、上手く焼けるかチャレンジしてみました。
より本格的にやるなら、ちょっと高いですがバーベキューコンロの王様『WEBER』も凄そうです。
ピザ窯のセッティングと火力
バーベキューコンロに微妙に乗らなかったので斜めになりました。
火は木炭だけです。
このコンロ、安いのに温度計まで付いている。
しっかり焼くなら280から300度は欲しいところ。
高温で焼き上げるから美味いのだ。
と思っていたものの、中々温度が上がらない。
240度位だ。
きっとこの温度ではマトモに生地に火は入らない。
でも僕は「このまま焼いてしまおう。」と思った。
何故なら、火の管理は他の旦那さんがやってくれていた上、自分も初めて使うのでよく分からなかったから何も言わなかったからだ。
僕は引っ込み思案なのだ。
本当は木炭を2倍投入したかったのだ。
バーベキューコンロでピザを焼いてみた
ということで、生地を伸ばしてトッピング。
パーラーに載せて投入。
入口が狭くてちょっと入れるのが難しい。
生地の滑りが悪いと惨事になるので、パーラーに打ち粉を振りかけておきます。
そして4分ほど待って焼き上がったのがこちら!
うーむ。
チーズの溶け具合はよいです。が、縁が焼けきってないし膨らんでない。
低温で焼いたからでしょう。
まあピザの裏もしっかり焼けているし、食感もよく、成功と言えば成功。
一年後のバーベキューピザ再チャレンジ
丸一年経ち、私は再度召集された。
ハロウィーンのパーティーをやるからピザ焼いてもいいよ。焼きたかったらね。
というありがたいお誘いを頂いたのだ。
今回は引っ込み思案の僕なりに「火おこしはやりまっせ」オーラをかもし出し、火おこしポジションを手に入れた。
新聞紙を固めに絞り、井桁状に組む。
炭は新聞紙の周りに煙突状に組みあげる。
こうすることで、熱い空気は上昇気流となり、煙突の上から空気が抜け、下の隙間からは酸素を含んだ空気がどんどん取り込まれて炭に火が入る訳だ。
これは『煙突効果』と呼ばれるもの。
木炭のサイズがバラバラだけれども上手く組めた。
キレイに煙突から煙が出ている!
一発で火がついた!
しょっぱなから炭を乗せまくったので、コンロをのせるとグングン温度が上がる。
300度を越えた!やったぜ!
速攻でピザ生地を伸ばしてマルゲリータにして投入!
ピザ生地の伸ばし方。家庭でピッツァを焼くときに気をつけるポイントとは?
ピザソースはグツグツと沸騰し始めた!
ドドン!
悪くない。縁もそれなりに焼き目がついているし、チーズの溶け具合も抜群。
食ってみたら美味かった。
この窯結構いい!
ピザオーブンのデメリット
このピザオーブンの構造上、ピザストーンが火で直接温められ続けてしまうため、ピザの裏面が焼け過ぎてしまう。
カリッカリになってしまうんです。
バーベキューでピザを焼くという特性上仕方ないですね。
炭は両サイドの隙間部分に集中させ、ピザストーンの直下は炭を少なめにしたほうがバランス良く焼けるはずです。
この価格でこのクオリティを出せるのがむしろヤバいかも。
バーベキューでピザを焼くまとめ
今回購入したピザ窯のコストパフォーマンス、性能は素晴らしい!
火の管理こそがピザ職人の仕事だと痛感した一日となりました。
300度付近まで温度を上げてから焼くことをオススメします。
あとは引っ込み思案を治そう。
以上、『バーベキューでピザを焼く。バーベキューコンロ専用のピザ窯を使ってみました。』でした。