フローリングを新調したいとき、今あるフローリングへ重ね貼りするべきか、既存の床を撤去して完全に新しくしてしまうべきか、特にDIYで貼り替えにチャレンジする方は大きく悩む問題かと思います。
結論として、僕は重ね貼りで施工し、満足な結果になりました。
最終的に重ね貼りでの施工に決めた理由、重ね貼り、張り替えのメリット、デメリットをご紹介します。
具体的な施工手順はこちらに記載しています。

フローリング重ね貼りのbeforeafter
同時並行でシステムキッチンを取り替えていましたが、システムキッチン本体を取り付ける前に床を貼っていきました。
before
after
随分と明るくなったと思いませんか!
ちなみに写っているシステムキッチンもDIYで交換してます。

玄関のフローリングも重ね張りでリフォーム。

フローリングのリフォームは重ね貼りと張り直しはどっちがいいのか
ぼくは悩んだ挙げ句重ね貼りにしましたが、どっちがいいのかメリットデメリットを挙げてみます。
張り直し
·キレイに納まる
·気分的に全部取っ替えたほうが気持ちいい
·断熱材も換えたい場合は床下に潜る必要がなくなるので作業が楽。
·メリットとは違うが、根太がダメになっている場合は結局貼り直す必要がある。
·作業が超大変。一人で完遂出来る気がしない。
·既存のフローリングを剥がす作業が増える。構造用合板を残してフローリングだけ替える方法もあるけど、強力な接着剤で貼ってあるからDIYの範疇を越えてると思う。
·ゴミがでる。剥がしたフローリングと構造用合板
構造用合板も替えるなら材料費がかかる。
重ね張り
·作業が楽
·床の厚みが増える分断熱効果があがる
·ゴミが出ない
·床の高さがあがる分納まりを考えないとダサくなる。扉や窓の開け閉めに影響が出る事もある。
ということで、重ね貼りの方がメリットでかいという結論に至りました。
床材選び。無垢材を選んでみた
床材を張り替えるなんて20年に一度あるかないか。せっかくだからいい床で新生活を送りたかったので、ぼくはカバ桜の無垢材を選びました。
「せっかくだから」を多用し過ぎると貯金が無くなりますので要注意ですが、無垢材は足当たりが優しくて熱が伝わりにくいので非常に過ごしやすいです!
ネットショップでも購入出来ます。
僕は「無垢フローリング.com」というネットショップで購入しました。
サンプルを送付してもらえるのがありがたいです。
実店舗でサンプルも見れるのでオススメです。
カバ桜ってなんやろか
カバ桜といっても実は桜ではなく、カバノキ科シラカンバ属の落葉広葉樹。
木目と色が桜に近いのでカバ桜と呼ばれてるそう。
木目がキレイで上品。堅くて重い特徴があるので、キズがつきにくい‼
ちょっと安め!
ぼくは養生をサボってインパクトを倒したときにプラスドライバーの跡がしっかりつきましたが。。。掃除機引きずってもキズつきません!
無垢材のフローリングは作業が大変
いいことばかりに思える無垢材ですが、実は貼るのは結構大変です。
板の幅が狭い
普通の合板フローリング材は、写真の板が横に3つ繋がった状態で売ってます。
つまり、貼り付け時の作業が3倍必要になります。
湿気で膨張するので板と板の間に隙間を開ける必要がある。
乾燥した冬場にキッチリ詰めて貼ってしまうと、夏の昼下がりに床材が膨張してバコッと隆起することがあるそうです。恐ろしい。
それを防止するためにスぺーサーを挟みながら作業していく必要があります。
板と板の間のピロピロしてるのがスぺーサー。
スぺーサーはフローリングを買ったお店にお願いしたらタダでもらえました。
釘打ち機のレンタルをオススメします
ぼくはトンカチとフロアー釘で完成させましたが、釘打ち機を借りたら恐らく半分の時間で完成したことでしょう。
トンカチでやると翌日は身体中が筋肉痛になると思います。ぼくはなりました
フローリングの重ね貼りの結論
フローリングは重ね貼りで問題なし!
作業は楽だし断熱効果も上がります。
無垢フローリングの使い心地は最高‼
リビングの工事が終わってから一年後、二階の和室の床を無垢フローリングに変えました。
和室の場合は合板にフローリングを貼っていきました。

以上、フローリングをDIYで貼るなら重ね貼りがオススメ。無垢材の重ね貼りで断熱効果もあがる!でした。