自転車小屋を作るべく、小屋の基礎となる束石を完璧な精度で据え付けましたが、自転車小屋の土台は土間コンクリート風にしたい。
ただ、コンクリートを自分で練る程の気合も気概も根性も時間も持ち合わせていなかったため、代替案として『固まる土』を使うことにしました。
結果はこんな感じ。
カインズホームの固まる土を使用しましたが、少し時間が経つと表面の砂は結構ポロポロ取れてきます。
コンクリートではないから仕方がない。
束石の設置の工程はこちら。
土間の区間を区切る
長尺のSPF材を水平に設置して、固まる土が漏れ出さないようにしておきます。
まずは自転車置場の土台を固める
固まる土が硬化した後に、一部分土台に柔らかい部分があると、そこに乗ったときに固まった土が割れてしまうかもしれません。
気合を入れて踏み続けたり、「タコ」を使って土を締めます。
こちらは自作のタコですが、肩が疲れます。
砂利を入れる
畑を作るときに土を選別したときの砂利が山のようにあったので、強度を上げるために固めた土の上に敷きました。
そして再度ひたすら砂利を踏み付けて固めます。
踏み続けること約3時間。
身体の疲労と心の疲れがどっと押し寄せたので終わりにしました。
固まる土を購入する
カインズで買った固まる土。
一袋598円。
使用目安:1㎡(厚さ約3cm)で約4~5袋だそうで、23袋購入。
カインズホームが近くてほんと助かる。
家を買うなら駅チカよりもカインズチカだと本気で思う。
コテも買っておくと作業が楽です。
カインズホームの固まる土『マジカルサンド』は色が3色選べます。
今回はブラウンを使用しています。
カインズがなければアイリスオーヤマのもオススメ。
駐車場に出来る硬さを誇ります。
固まる土を投入する
少しづつ投入して端からキレイに仕上げていこう。
と思っていたけれど、固まる土を袋から出すタイミングで土が空気を含んでフワフワになってしまいます。
圧を掛けて締める必要があるので、全部投入して踏み固めることにしました。
この踏み固め作業で強度は跳ね上がるはずです。
あとはコテで均して仕上げていきます。
一次散水。固まる土の表面を固める
土を均したら、まずは霧状の散水で表面を固めます。
表面を荒らさないことが目的です。
表面が濡れたら1〜2時間放置。
2次散水
表面が固まったら、2次散水としてタップリ水をかけます。
散水したら、2,3日立ち入り禁止。
一週間かけて完全に硬化します。
完成後の状況
中々いい具合に完成しました。
完全に硬化してから、表面部分は多少砂が取れてしまいます。
固まる土で固めたことで、束石の強度は更に強靭になりました。
庭との境界線は、レンガを挟んで芝生の高さを合わせました。
土間の工程は、踏み固めの作業が中心になりますが、一度固まる土で仕上げてしまうと後戻り出来ないので、念入りに踏み固めましょう。
家庭菜園のスペースがほとんど無くなってしまって少し悲しい。
続いて、実際の自転車置き場の木材の加工はこちらで紹介しています。
以上、『固まる土で土間コンクリート風に。自転車置場のDIY』でした。