こんばんは。FPのイチカワです。
家計の固定費を削減したら効率の良い節約に繋がる。
というのは昨今の節約術の主流の考え方になっています。
極限までに固定費を削減したら当然生活費が余り、貯金が増える訳です。
素晴らしいですね。
我が家では特に厳しく固定費を監視しているものの、かわいい双子が生まれてしまい、妻は専業主婦にならざるを得ない状況ですが、低所得サラリーマンでもそれなりに生活出来ています。
ということで、FPイチカワ流極限の固定削減家計救済方法を紹介させて頂きます。
ランチ代は固定費と考えて節約する
食費を分けて考えてはいけません。だって毎日ランチしているんだもの。
サラリーマンの方で毎日500円ランチに使っていれば、毎月20日出社するとして10000円の固定費が発生します。
毎日のランチを「お腹が空くから弁当を買うんやで」と
漫然と食べているのであれば、ランチ代の上限設定を下げましょう。
こちらの記事で200円で済ませるランチテクニックを紹介しています。
200円で済ませたら毎月6,000円の固定費が浮く事になります。
毎朝コーヒーを飲めば固定費化する
毎朝の出勤の日課でコーヒーを飲む習慣があるのであれば、それも固定費です。
オシャレなコーヒーショップでコーヒーを買ってしまえば、毎日400円近くの出費になります。
出勤日だけで考えれば、コーヒー代だけで8,000円。
止められない方は、まずはコンビニのコーヒーに切り替えましょう。
最近のコンビニのコーヒーは十分過ぎるほど美味しいです。
更に節約するなら、スティックコーヒーを常備しましょう。
一杯20円以下でカフェオレが楽しめます。
美容院代を節約
これは私が万年丸刈りボウズだから言える事ではありますが、自分で髪を切る事で毎月4000円程度の美容室代を0円に出来てしまいます。
初期費用のバリカンを購入するのみで永年無料です。
圧倒的ですね。
美容は大事だと思うので、誰しも出来る事ではありませんが、ボウズが似合う自信がある方や、もうハゲてきていやんなっちゃった方にはオススメです。
格安SIMで通信費の節約
未だに大手キャリアを使っている方はすぐに切り替えましょう。
僕はbiglobesimを使っていますが、夫婦二人で4000円を切ります。
月々12,000円は節約出来るようになりました。
使用感はほぼ変わらず、無料通話が無いのはネックですが、Lineの通話で事足りることも多いのであまり問題ではありません。
一旦切り替えるだけで恒久的に大幅節約できるので、こちらの記事を参考に切り替えてみてはどうでしょう。
光回線ってホントに必要?
月々5000円近いお金を払う必要がある光回線。
本当に必要でしょうか?
まあまともな現代的生活を送る為には必要な場合は多いでしょう。
が、最近のスマートフォンにはデザリング機能が付いていて、ワンタップで自分のスマホからWiFiを飛ばせるのでPCを使うのにも困りません。
家族で一個の回線契約であれば割安ですが、独身であればスマートフォンだけで頑張ってみましょう。
タブレットなどには、例えばbiglobesimであれば月々たった200円でデータ専用SIMが追加出来ます。
最近はSIM対応PCも出てきてます。
とかいいながら、我が家は4人家族なので光回線を契約していますが。。
テレビでAmazonプライムを見たり、育児中だとあると必要不可欠なインフラの一つとなってしまいますね。
逆にテレビでYouTubeが見れてしまうので息子共がYouTube浸けになってしまい困ったものです。
光回線に加入するのであれば、携帯会社と合わせる方がお得な場合が多いです。
biglobeはSIMと光のセットで月々500円安くなります。
Biglobe光はIPv6接続できるので爆速です。
光SIMセット割は両方申込み後にエントリーが必要です。
電力会社とガス会社の切り替えで光熱費の節約
電力自由化となり、各会社がこぞって東京電力よりもお得な電気、ガス料金を打ち出しています。
オススメは楽天でんきとエネオスでんき。
電力会社の切り替えは今加入中の電力会社への解約手続きが不要で、加入したい電力会社に申込むだけです。
料金として一番魅力的なのは基本料金が無く、単価が一定な楽天でんき。
月々298KWの電気使用量を超えるとエネオスでんきがお得になります。
節約効果は電気とガスをセットにして1,000円程度ですが、申込みだけで生活のクオリティが全く変わらないというのは非常に効果的です。
プロパンガスも切り替えで安くなる
プロパンガスも実は平成9年に自由化されています。
プロパンガスは特に供給会社が細分化しているため料金の幅が大きく、大幅に安くなりやすいようです。
『ガス屋の窓口』ではプロパンガスの料金の診断、一括見積りで最安のプロパンガスを探す事ができます。
中古住宅を購入して住居費をガッツリ節約
住居費というのはやはり人生最大の出費です。
ここを節約出来るかどうかで人生が変わると言っても過言ではありません。
僕の場合は、延床面積100㎡の築23年の都内中古一戸建てを2000万で購入しましたが、ローンの支払いは月々56,000円です。
56,000円だと、都内の賃貸ではワンルームアパートしか借りられない金額です。
新築一戸建てと比べると、物件にもよりますが、半額程度の価格で購入出来るので、是非検討してみて下さい。
木造の中古住宅は25年で建物の価値が資産としてはほぼ0円の評価になってしまいますが、我が家の家の構造体には全く劣化は見られません。(耐震性と断熱性能と間取りはイマイチです)
若いうちに土地だけの値段で買える、土地付きの中古戸建を購入してしまい、家賃を抑えながら建替え費用を貯めるというのが、最終的に満足のいく建物手に入れる為の最もオススメの方法です。
中古住宅は個人間取引に不動産屋が仲介に入るという売買形式のため、新築と違い消費税も掛かりません。
更には相手が個人のため、値下げ交渉が通りやすいのもメリット。
僕は一本の電話で200万円値下げしてもらいました。
必ずチャレンジしてみましょう!
住宅ローン減税で大幅節税
実は我が家は所得税が0円です。
住宅ローン減税で10年間はローン残高の1%が所得税から引かれるため、低所得サラリーマンの僕は所得税が0。
差し引きしきれなかった分は住民税から引かれるため、住民税も安くなっています。
加えてふるさと納税もやってしまえば、住民税は更に安くなります。
昨今の住宅ローンの金利は1%以下が当たり前なので、金利以上にお金が戻ってくる状態なわけです。
最強です。
住宅ローン減税分を差し引くと、10年間はローンの支払いは月々47,000円になります。
激安。
ちなみに一般的には築20年迄の中古住宅が住宅ローン減税の対象になりますが、耐震診断や、既存住宅瑕疵保険を使うことで減税の対象に出来ます。
車を保有しない事を考えてみよう
車を保有すると固定費はそれなりに掛かります。
任意保険を含めた必ず掛かる費用を月々に按分すると、約12,000円。
それに加えて駐車場代、ガソリン代が掛かってきます。
所有するだけでお金が出ていくわけなので、車を持つ必要がないのならレンタカーで済ませましょう。
とか言いながら、我が家はスズキソリオを買ってしまいました。
双子が生まれちゃってベビーカーでは限界です。
むしろ月々12000円であの便利さが手に入るなら安いものかもしれませんね。
あればあるで便利で楽しいのは確か。我が家は駐車場が家に付いているので大きな負担にはなりませんが、本来はある程度貯蓄に励んで資産が出来てから買うべきですね。
最近はネット保険でかなり安く任意保険に加入出来るようになったので、SBI損保では車両保険を付けても年間4万円を切る事が出来ます。
保険な内容は、対人対物無制限さえ付いていれば運転するのに支障ないはずなので、余計なオプションに入らないように気を付けましょう。
逆に自動車の任意保険に加入しないのは犯罪に近い行為なので節約はしてはいけません。
新しい型の自動車であれば、車検はユーザー車検で自分で車検場にいけば、税金を除くと1700円で済ます事も可能です。
保険は都道府県民共済で十分
保険を検討する場合、まずは都民共済を確認してみましょう。
民間の医療保険分の金額で医療保険+死亡保険が付けられます。
月2000円です。
更に、都道府県民共済は余剰金があったら返還されるので、掛金の3割が戻ってきます。
利益を追求しない団体だからこその金額です。
ただし、大黒柱だけは追加で掛け捨て死亡保証には入っておいた方が良いかと思います。
住宅ローン=生命保険
住宅ローンを組むときには必ず団体信用生命保険に加入します。
死亡、もしくは死んだも同然な状態になった場合は住宅ローンがチャラになるという内容です。
住宅ローンには無料で付帯しているもので、加入しないとローンは組めません。
家を買った方で2000万のローンがあれば、2000万円分の生命保険に加入しているのと同じなので、過剰に生命保険に加入する必要は無くなるはずです。
健康保険で十分手厚い
そもそも、日本の健康保険制度が優秀過なので、過剰な保険は必要ありません。
自己負担の限度額が設定されている超優しい保険です。
日本国民は全員高額療養費制度で守られています。
一般的なサラリーマンであれば、医療費の上限が月44,000円に設定されています。(所得によります)
結論としては、都道府県民共済へ加入しておけば大概の場合は問題ないが、大黒柱の場合は追加で掛捨の死亡保険に加入しておくと良いと思います。
仮に全部節約したらいくら浮くのか計算してみましょう!
正確な金額での算出は各家庭の状況があるので難しいですが、大体の平均金額で計算してみます。
- 住宅費用を中古一戸建てを購入した•••毎月3万円の削減
- 格安SIMに変える•••毎月5000円の削減
- 光回線の解約•••毎月4500円の削減
- 電気ガスの会社を切り替える•••1000円の削減
- 車を手放す•••ガソリン代含め、20000円の削減
- 保険の解約•••15000円の削減
- ランチ代を200円に•••6000円の削減
- 毎朝のコーヒーをスティックコーヒーに•••7500円の削減
- 美容院をやめて丸刈りに•••毎月4000円の削減
計93,000円!!!
毎月この金額が浮くと妄想するだけでヨダレが垂れる金額ですね。
単純計算の結果ですが、年間で111万円は浮く計算になります。
出来るところから固定費を節約しよう!
今回上げた内容をいきなり全て実行すると、人生の楽しみが薄れてしまうかもしれません。
出来るところから参考にして頂けますと幸いです。
一度ギリギリのところまで節約する生活を体感してみるいうのも一考かもしれませんね。
僕は一時期売れないクソ芸人をしていた時期があり、月の収入が10万程度しかない中でやり繰りしていた経験がサラリーマンの今も節約に励む力になっているのかもしれません。
以上、「家計の圧倒的な節約!固定費を極限まで削減してみよう。」でした。