年を重ねるといつの間にか不要なものが増えていくことは往々にして起こりがちですが、クレジットカードなんかもその一つですね。
増やしてしまったクレジットカードのおかげで家計の把握が少々困難になってしまったので、カード2枚迄減らしてみました。
クレジットカードが増えることのデメリット
「この料金の支払いはこのカードがあるとお得かも」なんてクレジットカードを契約し、「家計がお得になったでえ。なんと100円も。」なんて思っているうちにカードが増え、引き落しが分散され、
「あれ、今月の引き落し終わったと思ったらこっちのカードでもこんな使ってんのかい!え、電気代はあのカードだからもう一回来る!ヘルプミー」
と、家計管理が破綻して一体いくら使ったかも不明。という事態になってしまう訳であります。
とどのつまり、クレジットカードは主要なカード1枚だけにして、小銭を浮かせるではなく、家計の厳正な管理を優先し、付帯するポイント制度も集約して、無駄な思考をする必要がないようにシンプルにした方が、家計管理は楽になり、財布も薄くなるわけです。
なんて偉そうな前書きをしてしまいましたが、自分が保有するクレジットカードを確認したら7枚も持っておりました。
具体的に何のカードを解約して何を残したかを残させて頂きます。
ついでに不要なキャッシュカードは解約して、会員証類はデジタル化し、財布をペタンコにしてみました。
年会費無料のカードはどうする?
使用していない年会費無料のカードを放置することは実は非常によろしくない状況で、クレジットカードを不正利用されたときに気が付かないという大きな問題が一点。
もう一点、カードの利用可能額は全ての所有カードの利用可能額の総和を見て決定されるため、不要なカードのためにメインカードの利用可能額が大きくならないという側面があります。
つまり、年会費に関わらず使わないクレジットカードを持っていても良いことは一個もない。
使ってないカードは全て解約すべし。
楽天ゴールドカードの解約
楽天経済圏に片足を突っ込みながら生活していましたため、ポイント還元率を上げるため年会費2000円の楽天ゴールドカードを作りましたが、程なく還元率が上がらないように制度改定されたので持ってる意味がないので解約。
しばらく放置して無駄な年会費を払ってしまって反省。
解約はゴールドデスクへ電話する必要があった。
自社都合で制度をコロコロ変える会社は信用出来ない。
楽天カードの解約
楽天ゴールドカードから普通カードに切り替えようと作ったもの。
楽天Edy付きのカードはYKKAPの玄関ドアのカードキーに使えるので、それも目的だったのだけれども、楽天Edyが付いてないカードが届いたので悲しい気持ちになった。
楽天のサービスからは離れることにしたので楽天ゴールドカードと同時に解約。
解約はネット上のチャットのみで解約出来た。
みずほマイレージクラブカードの解約
昔のメインカード。キャッシュカード一体型。
三菱系に就職してから使わなくなってしまった。
住所が変わっていて更新のカードが届かなかったのか、有効期限はとうに切れていたが、銀行口座も使わなくなっていたので、クレジットと口座の解約にみずほ銀行へ向かった。
手続きは1.5時間位かかって完了。
エネオスカードの解約
エネオスでんき、エネオスガスを愛用しているため、光熱費用に作ったカード。
ガソリン代が1円/リッター安くなる。
持っていると無料のレッカーサービスもあるのでJAF要らず。という結構素敵なカードだったのですが、家計集約のために解約。
メインカードでもいけなくもない良いカードでした。ありがとうございます。
京王パスポートカードの解約
オートチャージ機能付きのパスモが付いていて非常に便利。
京王線沿いに住む私にとっては重宝して使いまくっていたカードですが、モバイルパスモであればチャージもアプリ内でメインカードから引き落し可能なので、集約のために解約。
オートチャージ機能はほんとに便利なので数ヶ月悩んでから解約した。
このカード1枚に集約でも良かった。
ついでにUFJの銀行口座も解約
住宅ローンをUFJ銀行で組んだ際に、ローンを組んだ支店で口座の開設が必要だったため、既存の永福町支店のUFJの口座が不要になっていたのに放置していたのだ。
折角なのでついでに解約。
窓口まで馳せ参じたのだけれども、ネットだけで解約出来ますよ。と至極丁寧に解約方法を教えて頂いた。
インターネットが分からないおじいちゃんのようになってしまって恥ずかしい気持ちになってしまう。
メインカードをプラチナプリファードにグレードアップする
メインカードは三井住友NLゴールドカードを使っていましたが、グレードを上げてプラチナプリファードに変更しました。
さすがはプラチナカード。豪勢な箱でカードが届きました。
SBI証券の積立投信をクレジットカード引き落としで行うと5%還元、マックやコンビニ、すかいらーくグループでVISAタッチ決済すると5〜10%還元されるという恐ろしい還元率のポイント偏重形のカードです。
月5万円の積立投信を行えば年間3万ポイント貯まるため、年会費の33000円はほぼ戻ってきます。
ということで、三井住友NLゴールドカードは解約。
AMAZONマスターカードは残す
コストコ近傍に住居を構えていて、コストコはマスターカードしか使えない。
ということで、マスターカードは一枚残さざるを得ませんでした。
アマゾンゴールドカードが廃止になり、元々ゴールドカードを保有していた場合はアマゾンでの購入で2.5%還元の特典が継続するため、解約するのも勿体ないため継続して保有します。
ちなみにアマゾンカードが更新されるとコンタクトレス対応になり、コストコはタッチ決済対応のためスマホ決済にすればカードを持ち歩く必要がなくなります。
カードを減らして財布を薄くする
クレジットカードではないですが、引き続き財布の中身を減らします。
モンベルメンバーズカードのデジタル化
クレジットカードではないですが、財布にいつも入れていたモンベルの会員証は調べたらアプリでデジタル会員証に出来た。
できるんかいなずっと財布に入れっぱなしだったよ。
コストコ会員証をデジタル化
コストコもなんとアプリからデジタル化出来る。知らなかった。
でも一回店舗で顔写真を認証してもらう必要があります。
コストコ徒歩圏内だと急におつかいに行くこともあるので常時財布に入っているのが鬱陶しかったのだ。
できるんかいな嬉しい!
カード整理の結末
ということで、クレジットカード6枚を解約し、1枚のメインカードを新規契約。
銀行口座は2個解約。
シンプルに努め、シンプルに生きていけていると思い込んでいたのですが、お金周りはゴチャゴチャでした。
物としては小さいカードだけれども、金融機関と契約が結ばれた物が無駄に多くあるのは不健全であります。
物を捨てるのと一緒で心が軽くなりますね。
最終的に財布の中身は
- UFJ銀行キャッシュカード
- 自宅玄関のYKKAPのカードキー
- プラチナプリファード
+運転免許証の4枚になりました。
キャッシュカードは月一回しか使わないものの、必要なときにいつも忘れるので持ち歩きます。本当は減らしたい。
薄くなった財布
今回減らしたカードを全部入れていたわけではありませんが、財布はペタンコになりました。
お金周りは極力シンプルに
もし自分が突然死んだ場合、上記の整理作業を残された家族に行ってもらう必要があるわけです。
使途不明のクレジットカードが沢山出てきたり、UFJの通帳が2個出て来ると、なんのこっちゃ分からないことでしょう。
お金周りの整理はいつ死んでも家族に迷惑を掛けないための準備でもあるのです。
今回一気にカードを整理して財布がぺたんこになりました。
とても清々しい気持ちです。
以上、「持ちすぎたクレジットカードを7枚→2枚に断捨離する」でした。