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バイオリンの弦はどれを選べばいい?初心者へもオススメの弦のご紹介。

バイオリン 弦

こんばんは。イチカワです。

バイオリンを始めたばかりの方にとって「バイオリンの弦をどれを選べば良いのか」なんて、素人の僕がいきなり豊洲市場で黒マグロの競りに参加するようなものでしょう。

違う?全然?

実際、バイオリンの弦には初心者用の弦なんて存在しません。
初心者だからといって安物の謎の弦を使ってはいけません。

バイオリンを始めたばかりであっても、バイオリンをしっかり響かせる真っ当な弦を使って練習すべきです。

バイオリンを弾きながら、「ああ。今の音色、我ながらええわあ。バイオリン響いとるやん」という気持ちの積み重ねでバイオリンの腕は向上していくはず。

世の中には使い物にならない安い弦から、資産家のお嬢様が使うような高級弦(ガット弦)があって、素材の違いが音色に関わるのはもちろんです。

ただ「値段が高いから良い音が出るに違いない」という理由で選んでしまうと、高い弦はデリケートなので、扱いに慣れないとすぐに切れてどんどんお金が飛んでいってしまいます。

ようはバランスが良く、長持ちして、素敵な音色が出れば良いわけですが、そんな都合の良い弦ってあるのかしら。
ありますよ。

というわけで、趣向やこだわりによって適したバイオリンの弦は千差万別かとは思いますが、まずは非常にベーシックで、演奏家にもよく使われるバイオリンの弦をご紹介させて頂きます。
初心者や大人から始める方にオススメのバイオリン『ヤマハV10G』
バイオリンをいくら練習しても上達しない理由。大人でも上達する人が実践する上達の近道とは。

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ザ·ベーシック。間違いないバイオリンの弦を選びましょう。

おすすめさせて頂くのは、バイオリン界隈では超ド定番、ドミナントのA線、D線、G線と、ピラストロゴールドのE線(一番細い高音の線)の組み合わせです。



E線はピラストロゴールドではなく、ゴールドブラカットを選択される方も多いです。

ピラストロゴールドもゴールドブラカットもお手頃なので、両方試してみるのも良いかもしれませんね。

ドミナントはナイロン弦で、ピラストロゴールドとゴールドブラカットはスチール弦です。
(ドミナントでもE線はスチール弦)

ピラストロゴールドもゴールドブラカットも、アマゾンの中の商品解説にもありますが、「ナイロン弦との組合せがバツグンなので、他社ナイロン弦と組合せてね。」
との記載があります。

ドミナントのE線が良くないわけではありませんが、定番として、ドミナントとピラストロゴールドやゴールドブラカットの組み合わせが使われる事が多く、音のバランスがバツグンだと言われています。

弦の知識がなく、選択に迷った場合は、先人の経験に基づいた定番から始めてみましょう。

あらかじめセットにしてくれていたりもします。

バイオリンをいくら練習しても上達しない理由。大人でも上達する人が実践する上達の近道とは。
沢山練習しているつもりでも、間違った練習を続けていると上達しない上、悪い癖まで付いてしまいます。 基礎練習を見直して、正しい練習方法を身につけましょう。

ドミナントってどんな弦なの?

トマスティーク-インフェルト社の製品。

世界的に支持される定番中の定番。
ナイロン弦だけれどもガット弦のような豊かな音が出る。と言われている。
プロも良く使う弦です。

音色にクセがなく、バランスの取れた弦。

D線(2番目に太い弦)には素材がアルミとシルバーが選択出来ます。
ベーシックなのはアルミだけど、シルバーに変えると全体的に音が変わるそうな。
使ってみたい。

バイオリンの弦の配置と呼び方

バイオリン 弦
写真のように、低音の低い弦からGDAEと並びます。

呼び方はドイツ語読みが一般的で、ゲー線(G)、デー線(D)、アー線(A)、エー線(E)と呼ばれます。

E線をエー線と呼ぶところが分かりづらいですね。

アルファベットの意味は、音階の呼び方で、ドレミとの対照はこんな感じ。
音階 ドレミ

バイオリンの弦の素材の違い

バイオリンの弦は、芯材の素材が大きく3種類に分けられます。
その3つはガット弦、ナイロン弦、スチール弦。

ガット弦

羊の腸が素材。
柔らかく、明るい音色。

正統なバイオリンの弦というとガット弦。
お高い。
チューニングが狂いやすい。
寿命が他と比べて短い。

資産家でないと使えませんね。
上手になってからでないと使ってるのがばれると逆にはずいかも。と思ってしまって永久に使えそうにない。


上はG線一本の値段。こんな値段で4本セットじゃないんですよ怖い。

ナイロン弦

ナイロンの弦。
普通の値段。といっても、ギターの弦と比べると10倍の値段。
ギターはマーチンの弦が6本で500円なのにね。辛いよね。

現代のスタンダードな音色。
ナイロン弦といえばドミナントを選んどけば誰にも文句はつけられない。

スチール弦

金属の弦だけあって、金属的な音が出る。
一番お安い。
クロムコアとも言う。

クラシックよりもフィドルに向いている。

バイオリンの弦のまとめ

ド定番の弦をオススメしましたが、やはり初心者であっても、真っ当なバイオリンに真っ当な弦を張って練習することで、バイオリンの豊かな音を体感しながら上達していけるのだと思います。

僕はこれからバイオリンを始める方へは、コストパフォーマンスの高いヤマハのヤマハV10GヤマハV20Gをオススメしてますが、実はヤマハのバイオリンには今回ご紹介したドミナントの弦が初期装備で張られています。

さすがヤマハです。抜かりない。


E線もドミナントの弦が装着されているようなので、そのまま使ってみたり、E線だけは張り替えてみたり、音の変化を楽しむ事が出来ますね。

それでは、楽しいバイオリン生活をお祈りしております。

以上、『バイオリンの弦はどれを選べばいい?初心者へもオススメの弦のご紹介。』でした。