双子といえば!
性別の次によく聞かれるのは「一卵性?二卵性?」です。
世間一般では「一卵性はよく似ている」「二卵性は似てない」という認識だと思います。私も自分が双子を授かるまでそう思っていました。
今回はそれについて書いていきたいと思います。
妊娠初期に調べた内容です。間違っていたらすみません^^;
「ふーん」「へぇー」程度でご覧ください!
一卵性双生児
1つの受精卵が細胞分裂をする過程で、たまたま完全に2つに分裂してしまった状態。
1つの受精卵から成るものなので、遺伝子情報も同じになります。
顔もそっくり、血液型や性別も同じ!THE双子ちゃんです^^
噂によると、一卵性妊娠は遺伝も関係あるそうです。
二卵性双生児
卵子2つ、精子2つがそれぞれ受精し、着床した状態。
2つの受精卵がそれぞれ細胞分裂をしていきます。
受精卵は完全に別々なので、同時に育ち同時に生まれた兄弟姉妹という感じです。
なので、顔は似ていたり似ていなかったり。血液型も性別も違う可能性があります。
ちなみに我が家の双子はこちらのタイプです。
顔がよく似ているので、二卵性と答えると驚かれます^^;
不妊治療をされる方で授かる方が多いそうです。
ごく稀に「不妊治療したの?自然妊娠?」ととんでもない質問をしてくる方もいます。
双子を連れていると、質問攻めにあうことも多いです。
双子プレママは覚悟しておきましょう(笑)
膜性診断とは
そして次は「膜性診断」というものです。
おなかの中の赤ちゃんは2つの膜に包まれています。
「絨毛膜」「羊膜」です。
この膜の状態によってさらに種類が分かれます。
主に3種類です。
- 一絨毛膜一羊膜(MM双胎)
- 一絨毛膜二羊膜(MD双胎)
- 二絨毛膜二羊膜(DD双胎)
一絨毛膜一羊膜(MM双胎)
読んで字のごとく、1つのお部屋に2人が入っている状態です。
一卵性のなかの1%にあたります。
膜も1つ、胎盤も1つ。
膜の中では2人の赤ちゃんが自由に動きます。
ということは、へその緒が絡まったり身体がぶつかったりすることもあるそうです。
また、2人のへその緒は、1つの胎盤に繋がります。
つまり、ママからの酸素や栄養をどちらか一方が多くとってしまうこともあり、成長に偏りが出てしまうこともあるそうです。
血流のバランスが崩れ、双胎間輸血症候群(TTTS)を発症する可能性があります。
3つある膜性のなかで、一番リスクが高いのがMM双胎です。
単胎児妊娠の100倍のリスクとか!
聞いたところによると、受精後13日以降に分裂してできるようです。
一絨毛膜二羊膜(MD双胎)
1つのおうちで、別々のお部屋にいる状態です。
一卵性のなかの75%にあたります。
こちらもおうち(絨毛膜)は同じなので、胎盤は1つ。
つまりTTTSのリスクがあります。
MM双胎に次いでリスクが高く、単胎児妊娠の10倍のリスクがあるそうです。
こちらは、受精後4~7日以内に分裂してできるそうです。
二絨毛膜二羊膜(DD双胎)
2つのおうちで、完全に別々の膜に入った状態です。
一卵性のなかの25%にあたります。
また、二卵性はもれなくDD双胎だそうです。
おうちが別々なので、胎盤もそれぞれあります。
(ただし途中経過でくっついて1つになってしまうこともあるとか…)
双胎妊娠のなかでは一番リスクが低いそうですが、それでも単胎児妊娠の4倍のリスクがあるそうです。
こちらは、受精後3日以内に分裂してできるそうです。(一卵性の場合)
我が家の双子は
息子達は、DD双胎です。
エコー画像を先生が慎重に見て、診断されました。
胎児が小さい妊娠初期でないと、膜性診断ができないそうです。
エコー画像の膜の厚みで見るとおっしゃっていました。
胎児が大きくなって薄くなった膜では判断が難しいとのことです。
じゃあ一卵性か二卵性かわからないまま出産することもあるのかな…
このように双子にも色々種類があります。
現在に至るまで何組か双子ママにはお会いしていますが、いまだにMMツインちゃんにはお会いしたことがありません。
この他にも厳密にいうともっと細分化されているようですが、私が先生に教えてもらったのはこの3種類です。
ネット上には、もっと詳しくわかりやすいページがたくさんあるので、気になる方は見てみてください^^
以上、「一卵性双生児と二卵性双生児の違いと膜性診断」でした。