ええ。やっぱり僕だって青々とした天然芝がいいですよ。
でもね。何年も努力してきたんです。
何年もね。
その結果がどうなったかって?
土が悪いのか、日当たりが悪いのか、わたしが悪いのか。
きっとわたしが悪いのでしょう。
ということで、人工芝に変えることが家族会議で決定しました。かなしい。
今回はDIYで人工芝を張る様子をご紹介します。
芝を剥がして土を平らにしよう
言わずもがな、まずは枯れた芝生を剥がす訳ですが、剥がしながらここ数年の高麗芝への感情とともに涙が溢れてきてしまいました。
中々大変な作業です。
土はゴミに捨てられないので、ベリベリ剥がしながら芝生から土を落としていく訳です。
土を固める
芝生を剥がし終わったら軽く平らに均し、まずは土を固めます。
人工芝を敷いたあとに柔らかい部分が凹んでしまうと取り返しがつかないからです。
転圧機という道路工事で使うようなマシーンがあればあっという間なわけですが、持っている訳がないので土の上を歩き回ります。
自分の体重で固める訳です。
長靴で歩き回ると凸凹が出来るので、歩き回る、平らに均すを繰り返します。
砂を撒いて土台を平らにしよう
土が固まり、ある程度平らになっても多少の凸凹が残ってしまうはずです。
そこに砂を撒きます。
砂は無機物なので、ダマにならずにキレイに平らになります。
100リットルほど撒きました。
平らに均すにはトンボか長尺の木材が必要です。
中々キレイに整いました。
雑草ブロックシートを張る
人工芝を張る前に、雑草ブロックシートを張ります。
雑草の生命力は恐ろしいですからね。
人工芝と雑草ブロックシートの二重構造になることで、多少暴れても下地の土が荒れ辛くなります。
雑草ブロックシートとは、普通の防草シートよりもかなり厚めのもの。
カインズホームの製品ですが、質感はデュポン社のザバーンに似ていそう。(デュポンのを使ったことはない)
25センチのピンと、ピンでシートが破れないように保護するプレートをセットで購入。
約50本使用しました。
最近は口を開けば「パパ嫌い!」「イーヒーハーハー俺様はウーンーチー!」としか発しない愛しの息子達もお手伝いしてくれております。
人工芝の選び方
ホームセンターでは幅が1メートルか2メートルの人工芝が売っているはずです。
つなぎ目は少ない方が良いに決まっているので、
•2m✕5m
•1m✕5m
の人工芝を購入。
幅2mの人工芝は大きくて扱いが中々大変です。
ソリオなら2mの長さでもなんとか載せられました。
人工芝は、色々なホームセンターを回りましたが、コーナンの製品が一番質が良く感じたのでコーナンで購入。
FIFA認定の人工芝工場で作っているそうな。
コーナンオリジナルの人工芝がアマゾンでも購入可能でした。
評価も中々良いみたいです。
人工芝の張り付け
一番キレイに仕上げたい直線があれば、そこを基準に張り始めると製品のキレイにカットされた一辺が利用出来ますね。
ピンの打ち込み
雑草ブロックシートと同じく、約50本のピンを打ち込みます。
ピンに挟まれないように、毛をより分けて深く打ち込みます。
打ち込んでから周囲をモミモミすると、
ほとんど分からなくなります。
端の処理
人工芝をハサミでカットすると、毛がメチャクチャになってしまいます。
裏からカッターでシート部分をカットすると、毛がキレイなままカット出来ます。
人工芝の完成
2枚のつなぎ目は多少目立つので、やはり2m幅の人工芝を使用して正解でした。
人工芝のデメリット
歩くとシャリシャリいいます。天然芝の優しい歩き心地とはやはり違います。
美しい芝が生え揃う喜びが全くないのは悲しみ。
人工芝のメリット
張りたてだからということも大きいですが、清潔感があります。
日当たりが悪い部分も関係なしにキレイに青いのも良いですね。
「また枯れるんじゃなかろうか。」という不安と隣り合わせの生活とはおさらばです。
芝の上に何を置いても枯れないのサイコー。
人工芝のススメ
何をやってもどんな過酷な環境でも青々としているというのは、しっかり土台を整えた上で敷くのであれば見た目も良いし快適なのは間違いなしです。
土台の整備やカットを適当にすると途端に人工的でこ汚い感じが出てしまいます。
しかしながら、やはり天然芝の快適さ、美しさには勝てるものではありません。やはり少しく悲しみの感情で庭を眺めてしまうのです。