庭に芝生を植えて2年。
芝生が駄目になってしまいました。辛い。
原因の一つは日当りで、5月〜10月の太陽が高く上がる季節以外は隣家の影響で殆ど日が当たらない。
もう一つは、芝生の床土に「芝生の目土」を使ってみたけれども、水はけがあまり良くない。
最後に殆ど手入れをしていない。
雑草を放置。
という、非常に良くない。ちゃんとしよう。
ということで、日当りが良くないのは改善しようがありませんが、土の改良で芝生は長持ちしてくれるのか、頑張ってみました。
こんな素敵な頃もあったんです。。。。
悲しくなる。
悲しみに明け暮れ、今は人工芝にしています。

芝生を全部剥がしてみた
雑草を抜いて、熊手でガリガリやったらあっという間に芝生は剥がれました。
弱って根が浅かったからでしょう。
横に拡がるタイプの根深い雑草が多数生えており、この雑草で日光が完全に遮断されていた部分の芝生は見事に駄目になっていました。
雑草は冬場でも抜いていかないといけませんね。
芝生の復活を目指して用意した土壌改良材
以前は、元々の黒土っぽい庭の土に芝生の目土をブレンドして床土にしていましたが、2年目までは成長が良好でしたが、徐々に力が無くなってきました。

更に水はけの良い土壌へ改良すべく、愛するカインズホームへ向かい、新しい芝生、川砂、バーミキュライト、芝生の床土を購入してきました。
カインズホームはトラックの無料レンタルがあって本当に助かります。
•川砂
川砂は水はけを良くするためには最強です。
ホームセンターの方が断然安く購入出来ます。
50リットル購入。
•バーミキュライト
透水性、通気性の向上の為。
54リットル購入
•芝生の床土

全部これに替えるだけでも十分と思う。
土の弾力性が目土とは雲泥の差。
踏んでも土が詰まらない。
160リットル購入。
•芝生の目土
芝生と芝生の隙間には目土を入れます。
カインズホームで購入した方が断然安く購入出来るはずです。
土を耕す
固くなった土壌をクワで耕して、根が張りやすいようにしておきます。
川砂とバーミキュライトを散布
水はけを良くするために川砂50リットルとバーミキュライト56リットルを撒いて均します。
水はけをちゃんと良くするためには川砂は土を全部入れ替える位の気持ちで本来は500リットル位入れた方が良いかと思います。
50リットル程度では効果は気持ち程度かと思われますが、ホームセンターへ買い増ししにいったら売り切れてたので諦め。
芝生の床土を散布
芝専用の床土を撒きます。
160リットル。
製品の推奨は1㎡に32リットルなので、2倍量の300リットル以上は入れた方が良いのですが、川砂なども入れたので160リットルにしておきました。
軽石などが含まれているからか、芝生の目土だけを撒いた以前の土よりも、断然固くて弾力性があり、通気性が良さそうな感触です。
床土がデコボコだと、そのまま芝生もデコボコになってしまうので、水平に均します。
新しい芝生の貼り付け
もう並べて隙間に芝生の目土を入れればおしまい。
隙間は指一本分程にしました。
1ヶ月で隙間が埋まる予定です。
1ヶ月後の芝生の様子
芝生の張り替えから約1ヶ月。
青くなってきました。
芝生間の隙間はまだまだ埋まりませんが、順調です。隙間が埋まるには2ヶ月はかかりそうですね。
2ヶ月後の芝生の成長
とても健康的に成長しています。素敵。
梅雨の長雨で大打撃を受けた我が家の芝生
2020年の梅雨は酷かった。
芝を貼り替えて根が張るのを待っている時期に毎日のように雨が続き、たまに晴れた日に芝を刈ってみると葉腐れ病のように根が死にまくっていた。
冬には半分は土が露出した状態。
薬を撒き、目土を入れまくったが剥げた部分が多すぎて対応不能でした。
翌年は一度全てを剥がし、病気に強く値段が3倍もするトヨタ製の芝生『TM9』を植えてみることにしました。
土はそのままで。

芝生が枯れたのは害虫が原因かもしれない
芝生をTM9に貼り替える際に芝生を剥がしていると、白い幼虫が恐ろしい量出てきた。
見た目はカブトムシの幼虫を小さくした、まさに幼虫。
私は無益な殺生はしないことにしているので、「大きくなれよ」とそのまま埋戻していました。
が、どうやらコガネムシの幼虫というのは芝生の根を食い荒らして成長するらしい。
謎が解けた気がする。
殺生はしたくはないが、やるしかない。
猫の額程の庭に数百はいるかもしれない。
幼虫にはスミチオンの散布が効果的のようだ。
芝生は床土が一番重要
床土が良くないと芝生の健康的な成長は望めません。
中途半端に改良するなら思い切って全部入れ替える方が長年きれいな芝生が楽しめるかもしれませんね。
以上、『芝生がダメになったので床土を改良してみた。芝生専用の床土の効果は?』でした。