我が家は窓台がボロボロです。階段の手すりも表面が剥がれかけています。
ということで、色も古臭いのでダイノックシートを貼ってみました。
壁紙やシート貼りや左官のような内装の作業って如実に腕前が出るので、プロのような仕上がりは中々難しいのですが、頑張ればDIYでもそれなりに仕上がります。
準備
作業に必要な工具類です。
•ダイノックシート
ダイノックシートは3M、リアテックシートはサンゲツの製品ですが、どちらも優秀です。
ダイノックシートは非常に高価です。萎える。
アマゾンは1mの価格なので、10m欲しければ10個で注文します。
•スキージー
自分はカインズでアサヒペンの製品を購入しましたが、ダイノックシートは先端にフェルトが付いているものを使うことが多いです。
•地ベラ
キレイにカットする用に。
•内装用カッター
このカッターは超絶使いやすいので一本あると作業が捗ります。
薄刃で切れ味が鋭いです。
•プライマー
こちらはシーリング材用ですが、専用品は量が多すぎるのでこちらを使いました。
とりあえず剥がれはありません。
ダイノックシートをカット
ダイノックシートは長尺で貼るときは長めに、幅広にカットすることをオススメします。
ちょっとズレて幅が足りなくなったりすることが頻繁に起こります。
高いんでもったいないんですけどね。
プライマーを塗る
窓台などを包むようにダイノックシートを貼る場合は、必ずプライマーが必要です。
シートの粘着だけではすぐにペロリと剥がれてしまいます。
通常は小さなハケで塗りますが、手元になかったので綿棒でサイドと下を塗ってます。
以前リメイクシートをプライマーを塗らずに貼ってみたときは、こんな酷い有様に。
階段の笠木の曲がり部分も浮かないように塗っておきます。
全体に塗ってしまう方がいいのではと思うかもしれませんが、塗った方が当然しっかり接着します。
自分は慣れないDIYなので、貼り直し可能なようにカーブの部分のみにプライマーを塗布しました。
平面部分はダイノックシートの粘着だけで剥がれる事はありません。
ダイノックシートを貼る
ダイノックシートをスキージーで空気を抜きながら貼っていきます。
写真では貼った後にのんきに空気を抜いてるように見えますが、端を貼ったら空気が入らないようにスキージーで空気を押し出しつつ貼っていきます。
余った部分は地ベラで抑えてカット。
丁寧に、しっかり切ります。
ペロリと剥がれます。
サイドを貼るときは引っ張りながら貼ると空気が入りにくいです。
全体をカットするとまるで新築のようです!
ダイノックシートとリメイクシート
ダイノックシートは非常に高価なので、ホームセンターで売っているリメイクシートはどうなのだろうかと考える方もいらっしゃるかと思います。
こちらは右がリアテックシート、左が非常にお安いリメイクシート。
遠目でみると分かりづらいですが、圧倒的にリアテックシートが上品です。
偽物感がありません。
また、リメイクシートは少し嫌な接着剤の臭いが鼻に残っていい気分ではなかったです。
本気でキレイにしたいのであればダイノックシートやリアテックシートを使うのがオススメです。

両側の階段笠木をキレイにして少し上品な階段になった気がします。
階段との色のバランスの悪さは置いといて。
以上、『笠木(手すり)と窓台にDIYでダイノックシートを貼る。リメイクシートとの違いは?』でした。