下地の探し方。壁の中や天井の構造を知って下地を探そう。

DIYをしていると、「壁の下地ってどこにありまんの?」という悩みにぶつかることがあるかと思います。

主に下地の位置を知る必要があるのは、

  1. 壁にテレビ等の重量物を取り付ける場合
  2. コンセントを新設する等の穴開けの際に、下地が入っていない部分を見極めたい場合

があります。

石膏ボードはネジに対する保持力はありませんので、ボードアンカーなどで面で支えることも可能ですが、それでも重量物は支えられません。

下地を探すには、針式下地探しや下地センサーなどで探して取付けるのが正しい方法ではありますが、まずは壁の中の構造を知っておくと下地の場所はある程度予測ができます。

ハウスメーカー等により下地の基準は違いますが、まずは自宅の構造を知るところから始めてみましょう。

今回は針式の下地探しを使用して下地を探します。

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壁の中の下地の構造

壁 下地 構造
こちらは木造住宅の一般的な構造。
柱、間柱が立ち、胴縁という横材が据え付けられ、その上に石膏ボードが貼られています。

壁掛けの重量物などは柱、間柱、胴縁のいずれかに木ネジで固定される訳ですね。

下地としての強度は
柱>間柱>胴縁
となります。

胴縁は無い場合もあります。
無い場合は間柱が厚めのものが使われます。
壁の構造 胴縁なし
それぞれを解説していきます。

壁 構造 柱
柱は頑丈です。相当な重さのものを固定するには柱が一番安定します。

建築基準法上でも『構造耐力上主要な部分』の一つとされているので、ビクともしない頑強さ。

我が家では太陽光発電のパワーコンディショナーは柱に固定しました。
パワーコンディショナーの設置場所
ただし、建物の重要な部分なので、気軽にビスを打ちまくるような、安易に強度を下げるような使い方は避けるべきです。

柱の位置は、設計図から確認するのが一番分かりやすいです。

一般的な住宅では太さ105mmか120mmが使われます。

間柱

壁 構造 間柱
間柱は鉛直方向(上から)の荷重は負担しません。
壁の下地、胴縁の下地になるものです。
間柱
写真手前の柱が間柱です。

在来工法で使用される間柱の厚みは27mmが通常です。
間柱 厚み
構造用合板を面材使用する場合や、胴縁無し場合は厚みが45mmの厚めの間柱が使用されることも。

2×4住宅(ツーバイフォー)の場合は38mm厚の間柱が使用されます。

間柱と間柱の距離は455mm
間柱 間隔

通常日本家屋は1820mmをキレイに割れる数字が使用されます。

例えば畳の一畳は1820mm×910mm。

昔から使われている長さの単位一尺=303mmのためです。

胴縁(どうぶち)

壁 構造 胴縁
石膏ボードの受け材。
一尺=303mm間隔で配置される。

壁の中を上から覗くとこのようにズラリと並んでいる。
胴縁
通常45mm幅×15mm厚の木材が使用されるのが一般的。
我が家では40mm×12mmでした。

極端に重いものでなければ胴縁で下地としては十分。
我が家は胴縁に金具を固定して壁掛けテレビにしました。

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高さが30センチ間隔なのでいい感じに仕上がるかは運の要素も。

天井の下地

天井の下地も303mm間隔で受け材を施工されるのが基本です。455mm間隔の場合もあります。
天井下地は野縁(ノブチ)と呼ばれます。
天井 下地
40mm幅×30mm高さの木材が使用されることが多いです。

針式下地探しの仕組み

針を壁にぶっ刺して、石膏ボードの裏に木材の下地があるかを探す。という非常に分かりやすいものです。

針は極細なので、壁に開ける穴は殆ど気になりません。


どこ太 下地探し
通常状態では先端がカバーされ、針は一切出ていません。
下地探し 針
先端のカバーを押し下げると針がニョキっと出てきます。
この針が石膏ボードを貫通し、木材の下地に当たると針が止まる訳ですね。

下地を探してみよう!

実際に壁に刺して下地を探してみます。
下地探し 石膏ボード
下地が無い部分では写真のように根本まで刺さってしまいます。

ここになかったということは、

  1. 上下の303mm以内には必ず胴縁の下地がある。
  2. 左右455mm以内には必ず間柱の下地があるはず。

ということが分かります。

胴縁を探すならば、胴縁幅の45mm間隔程度で上下に針を刺していけば見つかるのが早いですね。
下地 探し方
先端の針が止まりました。
下地の発見です。

針式と下地センサー

石膏ボードに穴も開けずに下地の位置を探ることが出来る優れものもあります。


測定界の王者、信頼のシンワ測定様の製品なので信頼性も高いですね。

極小の穴も許せないという方にはオススメです。

ベニヤ板でも使用出来るという部分では針式では出来ないことを可能にしています。

針式は価格が安く、電池も要らない、物理的に確認するという確実性は優位だと思いますが、お好み次第ですね。


いずれにせよ、壁内の構造を把握することで効率的に下地を探すことが出来るはずです。

点検口を作りたい場合などにも下地探しは重要です。

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以上、『下地の探し方。壁の中や天井の構造を知って下地を探そう。』でした。

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