アフィリエイト広告を利用しています

ヘルプマークをもって障害者のふりをしたオッサンに義妹が連れ回されてセクハラされた話

2018年5月のこと。

大学に合格し、上京するということで、僕が休日返上で無垢フローリング貼り、壁紙貼った家一番の眺望の部屋をみて、ここに住むわと言って住み始めた義妹がいるのですが、そんな義妹からある日妻へ連絡が。

「ヘルプマークを付けている人に声をかけられて手伝ってる。ちょっと遅くなる。」

「身障者トイレで二人きり。ちょっと怖い。」

人助けをしてるんか。できた子だな。
なんて思っていたのだけれども、ヘルプマークを付けているのはオッサンらしい。
トイレで二人きりなんて心配。大丈夫かいな。

「今100円ショップでバックを買ってきてと言われて100円ショップにきた。100円はもらってない。」

身障者を手助けしていて何故バックを買わされているのかしらん。

すると妻が思い出したように、
「同じような話を知ってる!」
と、こんなサイトを見せてくれた。

障がい者を助けようとしたはずが、振り回されてお金も取られてしまった話

とても似ている。義理の妹は果たして騙されているのだろうか。

このサイトの被害者の話では、最終的に現金をせびってくるらしい。恐ろしい。

スポンサーリンク

妹を助けにいく

僕はというと、家族で立川で開催されている「まんぱく」というフードフェスに電車で向かう最中。

近くにいるなら助けに行ってあげたいけれども。

「どこにいるの?」
「八王子の100円ショップ」

と連絡がとれたと同時に我々一家はJR八王子駅に到着したのです。
奇跡乾杯。

詐欺師?と対面

八王子に着くと直ぐに義妹に会いに行く。
義妹はすでに100円ショップでバックを購入していた。
買わなくて良いのに。

この時点での義妹からの情報をまとめると、

・恐らく30代中盤。
・ヘルプマークを付けている。
・お願いする時に、言語障害者が使う文字盤みたいのを使って指差しで話す。
・身障者への世間の冷たさを沢山愚痴る。その時は文字盤は使わないで喋れるらしい。(謎)
・身障者と思わしきオッサンは足が悪いらしく、座ろうとすると足が震えて介護が必要。らしい。
・目が濁っている。緑内障かも。
・マックでジュースを買ってもらうかもしれない。と謎発言をしていた。
・重い荷物を持たされる。安物のビニールバッグに大量の水と弁当を詰めている。
・歯並びが悪い。

身障者用トイレを休憩所として使っているようで、身障者用トイレ内の簡易ベッドに、足が悪いから座らせて欲しいとお願いされ、義妹は身体を支えてあげたそうな。
多分目的は若い女性に触って欲しいだけでしょう。

義妹はそれでも「本当に身体が悪いから一人じゃ動けないみたい。かわいそうだけどずっと付き合うわけにもいかないしどうしたらいいかわからん。」
と言っていたが、取り敢えず100円ショップのバッグは自分がもらい、オッサンが待つところへ2人で向かう。

「あの人」と指を指された先をみると、通りの向こう側の居酒屋の看板の後ろでうろうろと歩き、立ったり座ったりしている少々身なりが小汚ない男がいた。

「歩いてるけど。。座ったり出来てるけど。。」
「ほんまや。でもでも」

なんて話ながら、男に近づいていった。この男は若い女性を騙して生活しているんだろうと確信しながら。

「すんません。この子用事あるからもう付き合えないけど大丈夫?」
とちょっと強めに話しかけると、突然現れた知らない男に驚いた様子で、
「はい、大丈夫です。」
とだけ。
100円ショップのバッグはいらないので男に渡して立ち去った。

義妹は男と離れた後も、「困っている男性をほったらかしにして良かったのだろうか。」と罪悪感に苛まれていたので、同じ被害に合った人の記事を見せると、
「騙された!同じ人じゃんか畜生!」と、重い荷物を持たされた肩をいてえいてえとぼやき続けてました。

最後に

ヘルプマークを持ったオッサンが本当に困っていたのかどうか、はっきりとは分からないですが、困っているにせよ、謎に買い物に行かされる、身障者トイレで二人きりにされる事(その男はその状態で小便もしていた)は、おかしな話です。

ちなみに、ヘルプマークは自己申告で貰えるものなので、健常者でも貰えます。

本当に障害があるのであれば、障害者年金も貰えるはずだし、外出には介護者を依頼出来るはず。

恐らく今回の話は、人の良心につけこんだ詐欺行為だと思います。
正直見た目は健常者ではないのかもとは思いましたが。

今回はすぐに助けに行けたので、100円の被害で済みましたが、お金が無くて困っている、とお金をせびってくるそうです。

オッサンは新宿~八王子間に出没するようなので、若い女性は特にお気をつけ下さい。