アフィリエイト広告を利用しています

リフォーム框のDIY。玄関をキレイにする。

玄関をキレイにしよう。
と、リフォーム框を利用して一新することにしました。

リフォーム框は被せるだけかと思いきや、実際その通りなのですが、必然的に床面が上がるので玄関廊下のリフォームも必須になります。

下地の高さを合わせることと、現状に合わせて正確にカットできれば難易度は高くはないです。

難易度が高いのは、その後框に合わせてフローリングを加工するところですね。

スポンサーリンク

リフォーム框取付に使用した工具

•リフォーム框

床材を東洋テックスにしたのでメーカーは合わせることにしました。
12mm厚。キレイです。

•接着剤


床材用接着剤のド定番。ウレタン樹脂系接着剤です。
•クランプ

接着を強固にするために使用。
框を上下で挟むので、250mm以上は必要です。

•ノコギリ


このレザーソウは刃厚0.3mmの細工ノコ。
切り口が非常にキレイです。

背金が付いているので長尺には適さないけれども、とても精度が高くカットできるので重用しています。

既存框の下地処理

框をリフォーム 現状
既存の状態。
床材に対して斜めの框なので、框を取付後の床材の加工が難儀です。

床材と框はどちらを先に取付けるべきかは悩ましいところですが、通常は框から取り付けます。

既存の框は床より1,2mm高くなっていますが、高さを合わせるため削ってしまいます。
床の状態によって、框が1mm高いくらいの方が床材の微妙な不陸を目立たなく出来るので好み次第ですね。

長さは巾木を外した状態で合わせます。
端部は巾木に隠れるわけです。
ノミ 框 加工
ノミで削り。
カンナ 框 削る
カンナで削る。
框 下地調整
既存の框が合板製だったのでキレイに剥がれたため結構すぐ削れました。

リフォーム框の加工

リフォーム框 購入
リフォーム框は1950mmの長尺で購入するので現場に合わせて加工します。
リフォーム框 カット
壁に挟まれて長さが正確に測り辛い場所ですが、サシガネと合わせると足し算さえ出来れば正確に計測ができます。
壁と壁の間の計測
この方法ならメジャーを曲げずにキッチリ測れます。

レザーソウ(ノコギリ)の方が切り口がキレイなので全部手ノコでカットしました。

キッチリ隙間なく納めたいので、ノミやカンナで微調整を繰り返します。
リフォーム框 微調整
斜めの框は非常に手間がかかります。
微調整に2時間程掛かりました。
リフォーム框 加工
ビス固定もしたいので、端が壁に埋まるように加工しました。
巾木で隠れれば無理に壁を削る必要はないのですが、既存の框の固定ビスが壁に埋もれるように打ってあったので合わせてます。

リフォーム框の取付け

カットが終わったら床職人とビスで固定します。
リフォーム框 接着
既存の框の側面は接着を良くするためにノコギリで傷を付けておきました。
この程度でいいのかはよく分かりませんが。

接着剤を塗布。
框 接着剤
必ずウレタン系の接着剤の必要があります。
木工用ボンドはNG。

強固に付けるため多めに接着剤をのせましたが、クランプで固定したら脇から漏れてきたので付けすぎました。

ここにリフォーム框を載っけます。

接着面に圧をかける

リフォーム框 クランプ
リフォーム框を載せたら隙間が出来ないように圧着させます。

端材を挟んでリフォーム框が傷付かないようにしています。

本当は2、3箇所クランプで留めたいところですが、クランプが高くて1箇所で我慢しました。

水平方向は玄関の反対側の壁と端材に長尺の棒を噛ませてます。

框のビス固定

リフォーム框 ビス固定
両端は巾木で隠れる位置でビスでガッチリ固定します。

垂直にビスを打つ場合は頭が小さいスリムビスが良いです。

框背面へフロアー釘を打つ

リフォーム框 ビス
施工説明書には「フィニッシュネイルを20センチ毎に打つ」と記載がありますが、フィニッシュネイルを打つマシーンなんて持っていないので、フローリング用のフロアー釘を打っておきます。

フロアー釘だと打って効果あるのか無いのか微妙ですが、フローリング施工時に干渉しないようにしっかり打ち込んでおきます。

付け框の取付

取り付けた框の右側の巾木の納まりが上手くいかない事が発覚したので、折角ならリフォーム框をもう一本購入して付け框にしてしまおうと考えてしまいました。

トイレの段差にもリフォーム框がちょうど良かったので分割して使用することに。

付け框の下地を打つ

既存の玄関は石材タイルなので、まずは下地を打ちます。
付け框を石材に
石のタイルには全くドリルが効かなかったので、目地の部分に専用のドリルで穴開けしました。


BOSCHのドリルは長持ちする。
付け框の下地取付
先に下地の板を当てて、木の上から目地を狙った方が位置が合わせやすいです。
タイルの裏の下地にネジが固定されます。

両面テープで一旦仮固定して進めると楽です。
下地材は余っていた杉材を使用。

リフォーム框を加工

下地の厚さに合わせてカットします。

リフォーム框のカットは框の内側で長さを測りましょう!
框の板厚分も考慮しないと取返しが付かない結果になります。

内側で3センチ残しで電ノコでカット。
「パッパコッチで遊ぼー!!!!!!!!」という息子の声に追い詰められて写真は取ってませんが、直線に切るのみ。

我が家の玄関は直角ではないので、先に取り付けた框とキレイに納めたいので、斜めに丸ノコでカット。

やはりDIY好きのオッサンの手ノコでは斜めの直線にカットは難しい。
丸ノコ 斜めカット
リフォーム框の形状でも丸ノコで真っ直ぐカット出来るように、端材を一緒にカットしています。

丸ノコの角度の調節をどれだけ時間をかけても完璧にしてからカットしよう!

付け框を接着

カットしたリフォーム框を床職人で接着します。
リフォーム框の取付

圧をかけてしっかりと接着します。
付け框 圧をかけて接着

リフォーム框の完成

あとは接着剤が固まるのを待って完成ですが、斜めのフローリングという地獄の加工が待ち受けているのであります。
リフォーム框 フローリング

全てが完成して美しい玄関になりました。
リフォーム框のDIY 完成

このリフォーム框を使ってトイレの入口もキレイにしました。
トイレ 段差 リフォーム框
以上、「リフォーム框のDIY。玄関をキレイにする。」でした。