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一級電気工事施工管理技士の二次試験の難易度と勉強方法

1級電気工事施工管理技士の二次試験の難易度はそこまで高くはありません。

合格率は例年50%〜70%程なので、半分以上は受かります。

が、計算問題だけではないので準備をしっかりしておかないと合格できません。

ということで、令和5年の試験に合格しましたので、合格のために行った勉強方法を残します。

一級電気工事施工管理技士の一次試験の難易度と勉強方法
一級電気工事施工管理技士の一次試験の難易度と、合格するための勉強方法
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試験日

10月中旬

一次試験が7月中旬なので、合格後からの学習でも十分余裕があります。

試験時間

13時〜16時の3時間。

十分に解答時間があります。

使用した参考書


A5サイズです。
電気工事施工管理技士の参考書類は大きいサイズのものが多いで、このサイズがありがたい。

この本は二次試験の解答例が非常に優良なのでおすすめです。

使用した過去問


やはり通勤時に電車で読めるサイズでないと読みづらいのでこちらの過去問を使用しました。
こちらもA5サイズ。

6年分の一次試験と二次試験の過去問の解説があり、問題解説も必要十分で優秀です。

合格のために行った勉強方法

問1から問3までは暗記していけば満点近く取れる部分なので、ノートを作って一ヶ月程毎日読むようにしていました。
1級電気工事施工管理技士 ノート
ノートに書いた詳細は以下の通り。

問1-1 施工経験

問1では、自分が実際に経験した工事の詳細を記入します。
工事名、工事場所、工事金額、工期、工事の詳細、現場での自分の立場などです。

過去問や参考書の例では受変電設備設備の更新など規模の大きな工事例が記載されていましたが、自分はそういう経験がなかったため、『LED化工事』としましたが、問題なく合格できました。

問1-2 墜落災害、飛来落下災害

問2では問1で記述した工事について墜落災害、飛来落下災害どちらか、もしくは両方の危険2つを問われることが多いです。

さらに危険に対する対策をそれぞれ2つ記述するので、問われる可能性があるものは全てノートに記載して暗記するようにしました。

工事内容は自分で決められるので、大した暗記量ではありません。

問1-3 感電事故

自分で記述した工事での感電事故の恐れと対策。
1個の記述だったが、念の為2個ノートに書いて暗記。

問2 適正な品質を確保

与えられた語句について、4つから2つ選んで適正な品質を確保をするための方法を記述する。

与えられる語句は年毎に多少変わるが、頻出の語句はほぼ毎年出る。

過去問から下記の頻出の語句を選んで解答を暗記。
•停電作業
•高所作業
•酸素欠乏危険場所作業
•クレーン等による揚重作業
•高圧活線近傍作業
•電線相互の接続
•機器の取付
•金属管の施行
•合成樹脂管の施行
•資材の管理

このうち2個しか出ないけれども、これだけ解答出来るようにしておけば問題ないはず。
実際試験ではスラスラ書けた。

問3 用語の説明

12の用語から4つを選んで用語の技術的な内容を記載する。
問2と同じく過去問から頻出語をノートへ書いて暗記する。

選択肢に鉄道系の用語も含まれ、全くわからないため聞いたことがある以下の用語に絞った。

•モールド変圧器
•炎感知器
•トンネルの入口部照明
•送配電系統の波及事故の要因と対策
•太陽光の系統連系
•変電所の調相設備
•架空電線路の雷害対策
•水車のキャビテーション
•接地抵抗の低減方法
•インバータ制御
•送電系統の中性線接地方式
•絶縁耐力試験
•電力デマンド制御
•過電流継電器
•等電位ボンディング
•光ファイバー複合架空地線
•SPDサージ防止デバイス
•分路リアクトル
•電力用コンデンサ
•SVC
•ガス絶縁開閉装置
•コンバインド発電

問4、5

ここは類似問題が過去問を5年分ほど解けば何とかなると思われます。
穴埋め問題は運次第。

合格後記

自分は令和5年の試験を受験して無事合格しました。

7月一次試験、10月が二次試験で2月の合格発表なので1年間かけた試験です。

1級電気工事施工管理技士試験は一次二次を通して、しっかり過去問をとけば難易度はそこまで高くはない試験と感じました。
電気工事施工管理技士 合格証明書
合格すると免状ではなく合格証明書が貰えますが、少し違和感。免状が欲しい。

以上、『一級電気工事施工管理技士の二次試験の難易度と勉強方法』でした。