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消防設備士甲4類の難易度と合格するための勉強方法は?超オススメの参考書のご紹介。

自動火災報知設備を設置する工事ができる消防設備士甲種4類。

乙種での受験の方が楽ではありますが、合格率は乙種40%,甲種30%と、大きくは変わりません。

せっかくなら甲種を取得してしまう事をオススメします。

ただし、乙種と甲種は受験者層も違うので、合格率だけの差よりは難易度は大きな差があります。

乙種しか使わないのであれば、甲種は過剰ではありますが、

  • 上位資格を持っといた方が、ちょっと鼻が高い。
  • 転職で有利な場合もある。

等、勉強内容に大きな差がないのであれば、せっかくなら甲種を取得してみてはいかがでしょうか。

本記事では、甲種4類を選んだ時に、どのように勉強していけば合格出来るのかをご紹介させていただきます。

2年間で13個の資格を取りまくった具体的な方法。資格を確実に取る為の勉強法とは。
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消防設備士甲種4類と乙種4類の違いは?

乙種は点検のみ可能な資格で、甲種は施工も可能な資格です。

資格試験では試験時間が大きく変わります。

  • 甲種···3時間15分
  • 乙種···1時間45分

筆記試験の設問数が乙種30問→甲種45問に増加するのと、一番大きな違いは甲種には製図の問題が増えます。
製図の問題が甲種の一番の山ですね。

甲種では受験資格が必要になります。
電気工事士や、その他の甲種消防設備士を持っていれば問題ないですが、公式サイトでご確認下さい。

受験資格|消防設備士試験 |一般財団法人消防試験研究センター
国家資格である危険物取扱者試験と消防設備士試験の実施機関です。

合格基準は以下の通り

 筆記試験において、各科目毎に40%以上で全体の出題数の60%以上、かつ、実技試験において60%以上の成績を修めた者を合格とします。
なお、試験の一部免除がある場合は、免除を受けた以外の問題で上記の成績を修めた方を合格とします。

電気が得意なら合格しやすい消防設備士甲4類

感知器の設置が内容だけあって、電気に関わる内容が中心です。

電気関係の設問はそこまで難易度が高いものではないので、電気工事士電験を取得した後だと楽に取得出来るかもしれません。

電気以外の問題は消防設備士共通の消防法令と感知器の設置基準が中心です。

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消防設備士甲4類の試験内容

大きく分けて、筆記と鑑別、製図の3分野に分かれます。

鑑別、製図は『実技』という名で実施されます。
実技っていっても全部筆記なので、実技ってなんのこっちゃ?という感じ。

  • 筆記···消防法、電気の基礎、感知器の設置基準
  • 鑑別···写真を見て、名称や用途を解答
  • 製図···平面図や、立図へ感知器や配線を記入、必要な配線数を解答等

筆記の消防法の部分は消防設備士共通の設問なので、既にその他の消防設備士を持っていれば一度勉強した内容です。

乙種は実技試験は鑑別だけですが、甲種は製図が増えます。

製図といっても、建物の一部分が空白になっていて、適切な感知器を記載したり、建物の縦割図で配線数を考えたりするような内容です。

消防設備士甲4に超オススメの参考書

ド定番ですが、工藤本と言われる工藤政孝さんの参考書がオススメです。

僕は一度別の参考書を買いましたが、この本に買い直しました。

最初に買った参考書が全く頭に入って来なかったので、一ヶ月勉強しても全く合格する姿が見えなかったのですが、残り3週間でこの参考書に切り替えて無事合格出来ました。

·筆記+実技編


製図も含まれています。

この一冊をマスターすれば不合格はあり得ません。

構成やページの使い方も頭に残りやすい良書だと思います。
表紙の昭和感が少し買いづらさがありますが。

参考書内にも問題は網羅されていますが、問題集も工藤さんの本があるので、必要に応じて購入しましょう。

消防設備士甲種4類の合格に必要な勉強時間

2ヶ月以上は確保しましょう。

僕の場合は、最初に買った参考書が全く脳ミソに響かない本で、実質は工藤本に切り替えてから3週間程度の勉強で合格しました。

しかしながら、製図部分は参考書が一周も終わらなかったので、時間的な余裕は一切ありませんでした。

全体を三周は最低限回しておくことをオススメします。

消防設備士甲4類合格のための勉強方法

消防設備士の試験では、その他の資格を持っていると一部の試験範囲が免除出来ます。

があまりオススメしません。

なぜならば、自分が理解している内容を免除してしまうと、初めて勉強した範囲の中で合格基準の6割を正答する必要があり、結果合格への難易度が上がってしまうからです。

 合格基準
筆記試験において、各科目毎に40%以上で全体の出題数の60%以上、かつ、実技試験において60%以上の成績を修めた者を合格とします。
なお、試験の一部免除がある場合は、免除を受けた以外の問題で上記の成績を修めた方を合格とします。

多少試験時間が伸びても、得意分野で点数を稼ぎましょう。

あとは、勉強時間を確保して信頼出来る参考書を繰り返すのみ。

当たり前ですが、ネット検索で消防設備士について調べるよりも、参考書を読み込んだ方が合格に近づきます。

間違えた問題は何度も繰り返して頭に刷り込みましょう。

繰り返すことこそが短期記憶から長期記憶に移行させるコツです。

勉強方法のベースは「七回読むと記憶に定着する」というこちらの本が参考になります。

本記事の内容で何点とれたのか

本記事では、自分の実践した方法をご紹介してますが、実質参考書を切り替えて約3週間で以下の得点でした。
消防設備士甲4 合格
基礎知識が100%なのは、電気の内容だったためです。
電気主任技術者でもあるので、安堵です。

製図は結構甘めの採点という噂ですが、自分も6割いったのか不安な程度しか解答出来ませんでしたが、77%の得点。

解答が色々書ける設問もあるので、答えは考えられるだけ書いてみた方が部分点がもらえる可能性が高まるので良いかもしれません。

消防設備士甲種4類のまとめ

どの試験でも、合格までの計画を立てて、良質な参考書を選び、繰り返して脳ミソに刷り込む。というながれは変わりません。

消防設備士甲種4類も同様で、合格への近道はなく、コツコツと勉強を進めることで合格に近づきます。

まずは参考書を購入して勉強をスタートしましょう!

以上、『消防設備士甲4の難易度と合格するための勉強方法は?超オススメの参考書のご紹介。』でした。