5年ほど使った無印良品のダイニングテーブル。
所々ニスが剥がれてしまい、表面が結構ボロくなってしまいました。
息子達がテーブルで工作したりお絵描きするとテーブルはズタズタになってしまいます。
ということで、表面を削ってニスの塗り直すことにしました。
塗り直し前のダイニングテーブル
買った当初のニスはマダラに剥がれ、剥がれたところに水分が付くことで、無垢板が劣化してしまっています。
これを一旦全部削ってまっさらにしてから水性ウレタンニスを塗り直す計画です。
60番のヤスリで表面を削る
60番のヤスリは相当荒い。
ヤスリは番号が大きくなるほど細かくなっていきます。
ホームセンターで手に入る一番荒いヤスリが40番位なので、60番で削れば古い塗膜はあっという間にキレイに剥がれるだろう。
そう思っていました。
60番で2時間ほど無心で削り続けました。
天板の4分の1の範囲がムラが有りながらも削れてきた感じです。
60番のヤスリは削れたニスがすぐに目が詰まり、全然進みません。
無心で削り続けた。というのは実は大噓で、
「全然進まへん。あと5時間は掛かるぞおい。なんでこんな事を始めてしまったのだろうか。」
という雑念に溢れ、体力と気力の限界を感じてしまった。
どないしよう。。
サンダーの登場!
ということで、買って参りました。
手ヤスリなんてやってられません。
頑張れば30円のヤスリで完成したかもしれませんが、14800円で楽する事にしました。
手ヤスリで30分掛かりそうな範囲をサンダーだと30秒で進みます。
人類の叡智。素敵。

ということで、15分程度で塗装も劣化した木材部分も全部削れました。

削り屑を袋に集塵してくれるのでゴミが散らなくて最高です。
ハイコーキの充電池がないと使えないので、有線式もご紹介します。
ニス塗り直し一回目
表面を念の為400番までヤスリ掛けして、つや消しの水性ウレタンニスを塗り始めます。

ニスをヤスリ掛け
一回目のニスの後は木の繊維が毛羽立つので、特にしっかりヤスリ掛けが必要です。
約1時間乾燥させ、240番→400番とヤスリを掛ける。
ニスの重ね塗り
2回目3回目と、ニスを塗っては400番で仕上げる。
3回目が終わった頃にはもう夜中。辛い。
4回目。最後のニスを塗る。
ニスを磨く
ニスを4回重ね塗りをしました。
ここから細かいヤスリで表面を磨いていきます。
無駄かもしれませんが、2000番のヤスリまで磨いていきます。
ヤスリ掛け前
400番
600番
1000番
1500番
2000番
が、2000番まで磨くと手触りがスベッスベになりました。
ダイニングテーブル塗り直しの完成
ピカピカに仕上がりました。
奥様から「まるで新品のようだわ!」というありがたいお言葉を頂きました。
作業の総括としては、サンダーってすごい。最初から買えばよかった。という電動工具への賞賛の気持ちでいっぱいです。
以上、『ダイニングテーブルのニスを塗り直す』でした。