僕はいつか売れると思い続けて32歳まで芸人を続けてしまい、気がついたときには結構なオッサン。
人生の窮地に立たされていました。
32歳フリーターが就職したいと思っても誰が相手にするでしょう。
そんな僕ですが、あれから約5年。
今ではホワイト企業で部下も出来、安定の日々を過ごしています。結婚して家のローンも組めました。
30歳を過ぎて本格的に就活を決断した方、まだ若いけれどもオッサンになってからの就職が不安な方には僕の具体的な就活方法がきっと参考になるはずです。
まずは就職支援サービスに登録すべし!ホワイト企業就職への第一歩
昨今の就活はdodaやリクルート等を通すのが一般的です。
実際僕はdodaに登録して、エージェント登録もして、ホワイト企業に就職できました。
dodaのエージェントサービスは就職活動を全面にフォローをしてくれるのに無料。
めちゃめちゃに背中を押してくれるので、安心感とやらなきゃならん感がすごくなります。
会員登録と一緒にエージェントサービスに登録しておきましょう。
就職活動者がお金を取られることは基本的にありません。
僕は、実際にdodaのフォローで就職が決まったのでdoda推しです。
ブラック臭が強い案件がdodaなどであまり見当たらないのは、大手就職斡旋サービスを使うことは大きな金額の報酬が発生するため、資金が潤沢にある優良企業相手が多い為です。
就職斡旋サービスへは就職が成功した人の予定年収の30%程度の報酬が発生するようです。
ハローワークに出ている就職案件は、社員募集の広告費をケチっているか、さほど能力を必要とされてない職種が多いです。(そうでもない案件も当然あります)
doda等の大手就職斡旋会社と比べるとブラック案件が多めのようです。
フリーターは就職説明会から参加してみよう!
dodaで取り扱う募集案件の中には、まずは説明会に参加してからのエントリーとしている企業もあります。
実は僕はこの形の企業説明会に参加して就職が決まりました。
説明会からスタートする形のいいところは、説明会への参加自体は非常にハードルが低いこと。
そして、頑張れば説明会の中で企業の人事担当にアピールすることも出来ます。
僕の場合は、
- まず一番最初に説明会会場に着く。
- 一番前のど真ん中で、人事様の企業説明にうなずきまくり。
- そして最後に配られた、「これは採用への判断基準にはしませんが、良かったら書いていってね」というアンケート。
周りが5分で書き終えて出ていく中、僕は30分かけて枠に納まらん程の企業への情熱を書きまくり。
最後に「ありがとうございました!」と言って退室。
ここまでやりました。
その後、dodaエージェントから電話があり、「一次面接来てみませんかって言ってますよ」と言われ、三次面接まで2カ月程掛けて進み、採用されました。
経歴を紙だけで見られる書類審査では、フリーターや無職は圧倒的に不利になります。
ではどうしたら審査を通るのか。
その方法は簡単です。
書類審査がない就職活動をすることです。
実際に僕が就職活動の中で書類審査を出した会社からはお断りのお祈りのメールが来ただけでした。
dodaのエージェントと面談しよう!
まずはエージェントと面談しましょう。
エージェントサービスを利用しないならdodaにも登録する意味はあまりありません。
自分の担当になってくれる方とは実際に顔を合わせて現状を理解してもらうことで、エージェントからのフォローの質が変わると思います。
就職エージェントも人間なので、電話だけ、メールだけの相手より顔を知ってる人の方が仕事に力を入るはずです。
フリーターから正社員への就職は、人生の大きなターニングポイントだと思います。
就職エージェントとの関係は結構重要です。
エージェントは就職のプロとして、企業と就活者両側に適切な職場を案内してくれます。
だから無謀過ぎるチャレンジも案内されませんし、格下過ぎる内容を紹介されることもありません。
今までプータローやっていた僕らが分かったような顔をして名前だけで企業を選ぶよりも、ずっといい案件を紹介してくれます。
エージェントが担当についたら、履歴書の書き方など色んなことに相談にのってくれます。
僕の時がたまたま当たりの担当だった可能性もありますが、クソプータローの立場に立って相談にのってくれて、僕は俄然就活にやる気が出てきました。
登録は、住所氏名、メールアドレス、前職の情報などの入力で完了します。
入力は10分もかかりません。
登録にはdodaへの会員登録した上でエージェントサービスの登録をする必要があります。
無料です。
『どの会社に所属するか。』で収入が変わります。
基準報酬が高い業界、会社に所属することが収入を増やす近道なわけです。
給与の基準が低い業界でいくら優秀であっても、給与の基準が高い会社の窓際族の年収には届かないわけです。
就職を決意したならば、人生のターニングポイントと思って良い企業に所属するために必死に頑張るべし!
フリーターの就職は上から狙え!
せっかく就職するのであれば、待遇のいい有名でホワイトな企業に勤めたいに決まっています。
大企業になるにつれて、環境はホワイトで待遇もよく、辛い仕事も少なくなっていく傾向が強いです。
「30までフラフラしていた俺なんかが」なんてマイナス思考で、なんとなく受け入れてくれそうな会社を選ぶのではなく、最初は入れたら嬉しい企業に履歴書を送ってみましょう。
大概はお断りのお祈りメールが送られてきてしまうと思いますが、断られて当たり前です。元フリーターですから。
へこたれずに、まずは就活の経験を積む上でも入りたい企業にエントリーしてみましょう!面接に進めたら儲けもんです。
最初は自分がどれくらいの企業から相手にされるのかも分からないと思うので、徐々にランクを下げていけば、自分にベストな企業が探せるのではと思います。
時間がなく早急に就職する必要がある方は、いきなりエージェントサービスに登録してエージェントに相談した方が、他人から見た自分の立ち位置を判断して案件を紹介してくれると思うので手間がないかもしれません。
フリーターが就活で面接に呼ばれたら
実はフリーターや元芸人や元バンドマンは、面接にたどり着くのが一番の難関。
書類選考に通れば勝利は目前です。
就職の動機や、自分の将来ビジョン、何故この年齢までフラフラしていたのか。その年齢まで何を頑張ってきたのか。
きっと聞かれるであろう項目は返答できるように事前に完璧にしておきましょう。
余裕があれば、真面目に会話しつつ、笑いが取れれば最高。
結局面接してくれるのも一人の人間なので、「こいつと一緒に働くと楽しそうだな」と思ってもらうのはスゴく重要です。
むしろ、そういう部分での強み以外、当時の僕には何もなかったので、「去年は年収2円でした」みたいなエピソードで小笑いをとってました。
面接をすると、最後にそちらから何かありますか?と聞かれると思いますが、就職への情熱など、何かしら絶対に回答しましょう。
前歴の無いフリーターが、ちゃんとした社会人の転職者の方々相手に、明るさと情熱だけで勝ち進まなければならないことをお忘れなく。
経歴は見た上で呼ばれているんです。
面接が楽しい雰囲気になれば勝ったようなものです!
多分。
フリーター専用の就職斡旋サービス『就職shop』
僕はdodaだけで就職が決まりましたが、同時並行でリクルートが運営する、フリーターや第2新卒向けの就職相談サービス就職shopへも登録した方が選択肢が拡がるかと思います。