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20代の自分に伝えたい投資のこと

20代で理解していれば良かったお金のこと。

22歳で社会人になった時点でお金のことを真剣に考え、堅実に貯蓄、リスクの少ない資産運用を続けていれば、今頃プチ資産家になれていたかもしれない。

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お金を稼ぎ始めたらまず考えるべきこと

20代の強みは若さそのものです。

健康的な身体はもちろん、残された人生の長さがそのまま資産形成の大きな味方になります。

世の中は素敵なサービスと素敵な商品で溢れかえっていますが、物欲のままに消費を続けると、お金を失うと共に物を管理する時間を奪われ、家に物が溢れて居住スペースまでもなくなっていく側面もあります。

経験として様々ことを体験するのは成長する糧になりますが、節操は必要です。

健全な家計管理の元で貯蓄、資産形成を優先しましょう。

欲しいものを買う。ではなく、必要だから買う。

そして、同じ物を安く手に入れる方法がないかも深く考えるべし。

資産運用は何をすればいいのか

インデックスファンドの投資信託へ投資を行いましょう。
愚直に資金を投資し続けましょう。

やることはそれだけ。
あとは時間が味方してくれるので、20年後、30年後には思った以上の小金持ちになっているはずです。多分。

FXに手を出してはいけません。
FXは仕組み上全体ではお金が減るゲームです。

インデックスファンドとは、アメリカの主要500社(S&P500)の加重平均株価指数や先進国や全世界の加重平均株価指数と連動する設計がされたファンドのこと。

S&P500であれば、500社分の株を丸ごと保有出来る。
加重平均なので、時価総額の大きい会社ほど多い割合で保有する事になる。

「どの指数を選べばいいのかが分からない。」という場合も心配ありません。
どの指数を選んでも、経済大国アメリカの影響が大きすぎて結果は大して変わりません。

ただし、日経平均に連動するものや、新興国中心のものを選ぶのは止めましょう。

人口増加イコール経済成長なので、人口減に進む国をわざわざ投資先に選択する必要がありません。

具体的な投資すべきファンドは後述しますが、市場全体に投資する性質のもので、コストが年間0.1%前後のものが良いです。

長期投資だからこそ数%の手数料が、数年後のパフォーマンスに大きな差をつけます。
0.2%の手数料でも現在のインデックス投資の商品では高い方です。

早速証券会社に口座を開設したいところですが、資産形成を目指して投資先を決定する前にやるべきことがあります。

家計管理の徹底です。

固定費を削減して投資原資を作る

今すぐ固定費を極限まで削減しましょう。

常に出費を最適化して、極力生活のクオリティを変えずに固定費を削減し、浮いたお金をそのまま投資信託の積立金額に設定します。

大きく節約出来る固定費は、家賃、保険、通信費です。
実家が活用出来るのであれば実家暮らしがベストです。

車は固定費の代表的な扱いを受けやすいですが、費用対効果が非常に高いので無理に削る部分ではないと感じます。
が、車は新車でなく中古車を。ローンでなく現金で買いましょう。

住宅ローン以外の借金は最悪です。

生命保険は都道府県民共済で十分過ぎます。
超優秀な保険で掛金が恐ろしく安い。

自分は民間の13000円の保険と都民共済の4000円の保険が保障内容が大差ないので切替えました。

保険は都道府県民共済がベスト。変額保険に絶対に入ってはいけない!
都道府県民共済は保険界の巨人。 費用対効果が圧倒的です。

下記の通り固定費を削れば、もしも全部が改善できる場合は年間100万円の固定費が削れるかもしれません。

年間100万円の生活費の節約!固定費を極限まで削減してみよう。
削減出来る家計の固定費を掘り起こして極限まで節約してみよう! FPが提案する、年間100万円を節約する方法のご紹介。

更にボーナスなどの定期収入以外の収入は全て投資に回せば毎年150〜200万の投資原資が作れます。

節約の指針は本多静六氏の『私の財産告白』を10回よみましょう。聖書です。

株式投資の非課税枠を使い切る

投資するにあたっては国に定められた非課税枠である確定拠出年金制度とNISA制度を使い切りましょう。

確定拠出年金制度

確定拠出年金はサラリーマンであれば企業型DC。個人であればIDECO。

サラリーマンであれば月上限27,500円まで運用出来ます。
(退職金制度との兼ね合いで23000円までの会社も)

確定拠出年金は掛金が所得控除されるので、所得が年間33万円下がります。
その影響で所得税と住民税が年間約6万円減ります。
(所得税率10%、住民税10%の場合)

確定拠出年金の投資先の運用成績に関わらず毎年掛金の20%程度の利益が生まれる訳ですね。

引出し出来るのが60歳以降というのが最大のネック。

確定拠出年金制度は実際どれだけお得なのか。企業型DCとiDeCoのメリットとデメリット。
税金ががっつり安くなるDC制度。年収550万程度のしがないサラリーマンは具体的にどれくらい減税されるのか計算してみた。

NISA制度

通常のNISAと積立NISAのどちらかを選びます。
通常のNISAは年間120万。積立NISAは年間40万の非課税枠。

2024年からは新NISAが始まるのでより使いやすくなります。

積立NISAは20年間の非課税期間。

サラリーマンは確定拠出年金+積立NISAの非課税枠の60,833円をまずは埋めるべし。

投資先に選ぶべきインデックスファンド

米国経済を中心に考えるか、世界経済を中心に考えるか。しか考える必要はありません。

米国株のみのインデックスファンドであっても、米国の企業は世界的な企業だらけなので実際は世界的に分散されています。

世界経済の中心はアメリカです。

iphoneのGMAILでDELLのWindows10のOutlookへメールを送信する行為は全部アメリカの企業無くしては出来ない行為です。

投資先は米国株中心に考えましょう。

以下のインデックスファンドを選べば間違いなし。

S&P500種指数

アメリカ代表500社の時価総額加重平均株価指数。

SBIバンガードS&P500インデックスファンド
手数料0.0938%
emaxis slim米国株式
手数料0.0968%

SBIバンガードはSBI証券のみ。
SBIバンガードは2019年9月16日に設定され2021年4月で41%の増加。
恐ろしいスピード。

先進国株式

MSCIコクサイインデックスに連動する。
先進国の大型株に投資を行う商品だが、6割以上は米国株式。
emaxis slim先進国株式
手数料0.1023%
ニッセイ外国株式インデックスファンド
手数料0.1023%

全世界株式

SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
アメリカのバンガード社の大人気ETFであるVTをSBI証券が投資信託化したもの。
手数料0.1338%
私は現在こちらを積み立ててます。

MSCIオールカントリー・ワールド・インデックスに連動。
emaxis slim全世界株式
手数料0.1144%

emaxis slim全世界株式は2018年10月31日に設定され、2021年4月には45%の増加。恐ろしい。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

全米4000社に分散投資された商品。
アメリカのバンガード社の大人気ETFであるVTIをSBI証券が投資信託化したもの。
2021に登場し、インデックス投資家歓喜の商品。

手数料は0.0938%。

「PERが高いとどうなんねん。頭痛いわ。」なんて考えるのは時間の無駄です。
ロボアドバイザーも不要です。

ロボットのようにインデックスファンドのみを買い続けましょう。

上記であれば、どのインデックスファンドでも結果に大差はないはずです。

なぜインデックス投資なのか

市場平均であるインデックス指数はアメリカ、先進国、全世界でみると数十年に渡って何十倍にも成長し続けています。
今後も安定した成長を続けるだろうことが予測出来るのでインデックスファンドへ投資を行います。

そして、長期投資を行うには投資先の分散が重要です。

なぜ分散投資が必要かといえば、特定の会社の個別株に集中投資した場合、その会社が傾いた時点で自分の資産が大きく減少してしまうリスクを減らすためです。

例えばオーディオ機器が好きで好きでオーディオの名門企業に集中投資をしていた場合、時代の変化と共にCDが廃れ、株価は1620円から10円にまで株価が下がり資産は162分の1になってしまうわけです。

また、特定の分野への集中投資というのも時代により流行り廃りが起こるため避けるべきです。

例えばIT関連分野に集中投資していた場合、一時期は大きく資産が増加する可能性はありますが、2000年のITバブル崩壊のように大きく値崩れする可能性があります。
2000年のバブル絶頂でITに賭けた場合は再起不能です。

長期投資は市場全体、世界全体の成長を受けて経済成長と同様に増加するように選択するべきです。

あらかじめ広範囲の優良企業に分散され、投資先に採用される企業は自動的に調整されるインデックス投資がベストです。

今後10倍、20倍に成長する株を見つける自信があるのであれば話は変わりますが、それができるのは100人に一人の天才だけです。

資産を増やすための絶対のルール
損しないこと

運用コスト(手数料)は最小限に

資産運用でネックになるのが運用に掛かる手数料です。

昨今は投資信託の手数料は大幅に下がり、パッシブ運用のインデックスファンドは年率0.1%程度が当たり前になってきました。
更に売買手数料も0。

アクティブ運用の投資信託は以前として1〜2%の高額な手数料が発生します。

運用リターンが3%だった場合、1%の手数料が如何に高額か理解出来るでしょう。

インデックスファンドを選択することは低コストで長期的なリターンを期待できるわけです。

経済は成長を続けるという前提

市場平均のインデックスへ投資する行為というのは、世界経済は成長を続けるという前提があります。

現に、投資信託などで採用される主要なインデックス指数である『MSCIコクサイ』や『S&P500』などは長期的に見て成長し続けています。

経済が成長するという表現が分かりづらいので、一つの会社の活動を考えてみます。

サラリーマンの方であればお分かりかと思いますが、おおよその会社というのは常に利益を追求し続けます。
そして、利益を拡大するために顧客を増やすという活動を行っています。

とはいえ、利益を増やす会社もあれば損を出す会社もあり、世の中の会社を平均すると年数%の成長を繰り返します。

経済は会社の集合体と考えられるので、経済は自らが成長し続けるという結果になるわけです。

インデックス投資は絶対に負けない

インデックス運用以外の様々な投資商品というのは、市場平均の株価上昇を超えた利益を目指します。

そういった商品は手数料が高いため、利益を出すには市場平均を大きく上回る必要があります。

しかしながら、そういった様々な投資商品、個人取引、機関投資家の投資行為の全ての結果を集めると結局は市場平均指数になるわけです。
それが市場平均だからです。

インデックス運用以外の商品はインデックスよりも手数料が嵩むだけで、平均的な利益は市場平均に帰着するということです。

インデックス以外の商品を選んだ時点で、市場平均より上回る商品かどうかは半分以下の確率になります。

全ての商品の平均が市場平均だからです。
手数料が高い商品は、手数料が高いというだけで、市場平均を超える利益を出せるかどうかは1/2以下ということです。

市場平均を毎年上回る利益を上げる優良な商品が存在するかといえば、歴史上存在しません。

インデックスファンドへの投資というのは市場平均そのものに投資するものなので、市場平均に負けるという概念すらありません。

やはり市場平均そのものへ投資を行う手数料の安いインデックス投資を選択するべきです。

プロには勝てないしプロも勝ち続けられない

当然ながら、機関投資家のプロの投資に関する情報と知識には個人投資家は遠く及びません。

その機関投資家が設計したファンドですら長期に渡って市場平均を超え続けることは歴史上出来ていない。

個人投資家である我々がプロを出し抜いて市場平均を超える利益を出し続けることはどう考えても不可能なんです。

市場の行き先はプロにも素人にも読めません。

何も考えずインデックスに投資して、投資したあとも考えるのを止めましょう。
時間の無駄です。

考えるのは一番最初に手数料の安いインデックス連動の商品を選び、継続的に可能な限りの資産を投下することです。

副業をしよう

月数万円でも収益を作れると投資金額の増加スピードが恐ろしいことになります。

ブログ、ストックフォトなど、こじんまりとした初期投資が掛からない、更に不労所得的に利益が積み上がる副業を。
もしくは新しい知識が積み上がる副業を始めると良いと思います。

可能な限り早く始めよう

インデックスファンドは年々数%づつ成長していきます。

複利運用で100万円を5%づつ増える仮定で計算すると、20年後には270万円に増えます。

若年層からの資産運用で時間を味方にすることが最も重要です。

『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』はインデックスファンドへの投資の有用性が分かりやすく解説されています。

30の教え、娘に伝えるというタイトルと中身が整合性がない気は大分しますが良い本です。

嗚呼。僕も出来れば18歳からやり直したいものです。