貯金にせよ投資にせよ、先人の成功者の知恵を学ぶことが資産形成への近道です。
読書というのは、先人達の半生の経験と学びを千円程度の出費と数時間の読書時間で学べるというのはお得でしかありませんね。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。
私の矮小な読書経験の中でも、貯蓄と投資の部分に大いに寄与した学びのある本をご紹介します。
私の財産告白
この本は聖書と言っても過言ではない存在なので、Kindleではなく文庫本で購入しましょう。
節約の考え方を大いに学ぶことが出来ます。
見栄を張らないこと、他人と合わせないこと。
収入から1/4を必ず貯蓄する『四分の一貯蓄法』がこの本の真髄です。
明治時代に書かれたかなり古い本ですが非常に読みやすく、一般人から大きな資産を作ることは強靭な意思も必要だということも伝わってきます。
貯蓄だけでなく投資の手法も記載されていますが、時代は違えども根底の考え方は勉強になります。
投資の大原則
株式を通して資産形成を決意した方は必読です。
金言に溢れています。
歴史的に見てコストの安い、分散されたインデックスファンドの長期保有に優るものはないという結論を教えてくれます。
「市場価格は結果なので、株価の予測は無駄」と言い切ってくれる。
チャールズ•エリス、バートン・マルキールの共著。
それぞれが投資界のベストセラーの著者ですが、投資の初心者にも理解が容易いように非常に分かりやすく書いてくれています。
投資の大原則より疲れますが、ステップアップとして『投資の大原則』の著者それぞれの本もオススメです。
父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
こちらも非常に分かりやすく資産形成のための重要ポイントを解説してくれています。
「30の教え」という部分が、無理矢理30項目に分けた感、ほとんど娘が出てこなくてアレ?となる部分はありますが、内容がまとまっていて非常に読みやすい文章なのもオススメ。
本の内容を一文にまとめると、「給料の半分を分散された低コストのインデックスファンドに投下し続けよ」
ガラクタ捨てれば自分が見える
少々趣向は違いますが、片付け本です。
家計管理を徹底して無駄な出費を控えるためには、本当に自分の生活に必要なモノを考え抜いて、物質的な整理も効果があります。
風水的な要素もありますが、気にせず読んでいくと部屋を片付けたくなって仕方なくなること間違いなしです。
アマゾンのレビューを読むだけでもやる気が出てきてしまいます。
投資本は程々に
ご紹介した本を読むだけで資産形成の指針を立てるには十分かと思います。
- 可能な限り無駄な出費を抑える
- 低コストで分散されたインデックスファンドに投資し続ける
というシンプルな構造を作ることが真髄なので、株式に深入りし過ぎない程度に勉強すると良いと考えます。
以上、『正しく貯金と正しく投資を学べるオススメ本』でした。