こんばんは。イチカワブンタです。
リフォームで最初に手を付けたのが鴨居とその上の壁の撤去。
リビングが12畳、和室が6畳と、ちょっと窮屈な感じがあったので、繋げてしまいます。
ただ、残念ながら、写真右側の壁は構造に必要な柱と筋交いが入ってるのでこのまま。
DIYの限界ですね。
鴨居の上の構造としては、3本の角材で上から吊ってあるのと、鴨居自体が両端の柱からボルトで固定してありました。
鴨居撤去の手順
残念ながら写真で記録していなかったのですが、鴨居は構造の耐震能力にはあまり関わらないので、思いきって取り外しましょう!
以下は僕の家の場合の鴨居撤去の手順。
- 表裏の石膏ボードをバールで剥がす。出来るだけ石膏が飛び散らないように丁寧に剥がす方が掃除が楽だし、きれいに外れた石膏ボードは後々補修で使えたりします。
- 鴨居を左右から止めてあるボルトを外す。石膏ボードを剥がしたら柱と鴨居をボルトで接続してあるのが見えます。
接続方法は建てられた時の工法よりけりなので、建てられた年代で止め方は変わるでしょう。 - 天井から吊ってある3本の角材をノコギリで切る。
- 最後の一本を切る時に鴨居が取れるので、自分が潰されないように注意!
作業途中の写真がないので、撤去後の写真に加筆しました。
石膏ボードを剥がすと写真のような骨組みが現れるので、天井面に沿ってカットしましょう。
鴨居の最下部の横引きの木材を外した後は、ボルトが残ります。
金属ノコで切りましょう。
鴨居を取った結果!
開放的な空間!
ちょっと天井のボードと和室の間に隙間が出来てしまったので、きれいな敷居用の木材を買って被せてみました。
柱側は石膏ボードで処理。
ちょっと遠目ですが、最終的にはこんな感じになりました。
部屋が大きくなり、空調の省エネ的には非効率になりましたが、視線が抜ける開放的な空間を作るなら鴨居撤去はオススメです!
以上、『 鴨居をDIYで撤去。中古住宅のDIYリフォーム。』でした。