誰しも年に一度位はリンゴが余る事はあるでしょう。
大好きなおばあちゃんから箱で送られてきたリンゴは腐らせないで一気に使い切りましょう。
リンゴの大量消費といえばタルトタタン。
リンゴを圧縮しまくるので、箱丸ごとのリンゴでも4、5日で消費出来ます。
大きめのリンゴが5個でこれくらいのタルトタタンになります。
今回はタルトタタンの名店『ドゥマゴ•パリ』のレシピをベースに、オーガニックにオリーブオイルと黒糖でタルトタタンを作ってみました。
(パイは市販品のためバターを含みます)
味を追求するのであればオリーブオイルよりバターの方が良いです。
タルトタタンの材料
- リンゴ5個
- 黒糖50g
- オリーブオイル50g
- パイ生地 冷凍市販品2枚
リンゴを切りまくる
リンゴを切ります。
ボール一杯になります。
オリーブオイルに黒糖を溶かす
オリーブオイルに黒糖を投入して火を入れます。
弱火です。
溶かすように混ぜてカラメルを作ります。
火を入れすぎるとこのように溶岩が完成します。
イキナリ真っ黒になり始めます。
気をつけましょう。
リンゴを炒める
砂糖が溶岩化する前にリンゴを投入です。
カラメルを全体に回しながら木ヘラでかき混ぜましょう。
最初はジュージュー水分と油が反応する音がしますが、水分が飛んでいくとともに音も落ち着いてきます。
全体にカラメルが回ったあとは、1分毎にリンゴを木べらで返します。
どんどん炒めます。
1〜2時間ほど。
もう少し。
炒めの終了!
芯まで柔らかくなり、小さくなれば完成です。
炒め終わったら、1日冷蔵庫で休ませると良いのですが、私はそのまま進めてしまいます。
オーブンで更に水分を飛ばす
リンゴを炒め終わったら、オーブン皿に移して更に水分を飛ばしていきます。
オーブンで約2時間。
30分毎にリンゴを混ぜて火の当たる位置を変えます。
リンゴは水分が抜けて大分小さくなりました。
パイ生地の仕込み
冷凍のパイ生地をオーブンで焼きます。
焼けました。
パイ生地をケーキ型に納める
ケーキ用の枠にパイ生地を納めます。
型のサイズに合わせてカット。
余分なパイ生地も投入します。
使う枠は底取れ式の方が絶対良いです。
リンゴをケーキ型に入れる
リンゴをケーキ型に入れていきます。
まずは崩れた細かいリンゴから入れると最終的な完成形がキレイになります。
形のキレイなリンゴを乗せて表面を木べらで整えます。
あとは一晩冷蔵庫で寝かせましょう。
タルトタタンの完成
キレイなタルトタタンの完成です。
砂糖とオリーブオイルとリンゴとパイ生地のみのシンプルな材料ですが、手間を掛ければ非常に美味しいケーキが完成します。
やはりオリーブオイルよりバターの方が爽やかな味わいになりますが、オリーブオイルでも十分過ぎるほど美味しいです。
非常に滋味深いので、お子様はあまり好まない可能性も。
以上、『リンゴが沢山余ったら。タルト•タタンに挑戦しよう!』でした。