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太陽光パネル設置の屋根上作業の為の安全用具のご紹介

自宅の屋根上に太陽光パネルをDIYで設置するのであれば、安全装備が必要です。

生きる為の電気を作るのに屋根から落ちて大怪我なんて笑えません。

たとえ節約の為にDIYしているとはいえ、安全装備を着けずに屋根に登るのは、パンツ一丁で北海道を一周するようなもの。

安全対策はDIY紳士にとって最も重要なものです。

本記事でご紹介するのは、厚生労働省の安全マニュアルを基に準備したものです。

注:本記事での内容では不足している部分もあるかもしれません。厚生労働省のマニュアルを熟読した上でご参考下さい。
落下防止のための安全設備設置の作業標準マニュアル(厚生労働省)
足場の設置が困難な屋根上作業での墜落防止対策のポイント(厚生労働省)
屋根 作業
安全用具を使っての作業中の写真を撮影してもらったらプリケツの写真になりました。

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ヘルメット


必ず『墜落時保護』の記載があるものを購入しましょう。
頭の保護は最重要。

屋根上作業用の安全靴

屋根上 安全靴


屋根上作業は屋根用の安全靴がおすすめです。

『屋根やくん』はソールがしっかりグリップして滑りにくいです。
安定のミドリ安全からも屋根専用安全靴が販売されています。

フルハーネス

法の整備が行われ、今の落下防止用安全装備は『フルハーネス型安全帯』が基本です。
(フルハーネスでないと違法となるのは2022年から)

僕は安心のタジマ製品を購入。

腰ベルト

タジマのフルハーネスが届いて取扱説明書を読んでいたら、フルハーネス型安全帯は腰ベルトとセットで完成されるとのこと。

出費が激しいけど、命が最重要。


更にこれの上からナイロン製ベルトを通して完成。

ランヤード


フルハーネス型安全帯は背中のD環にランヤードを接続して使用します。
フックは必ず作業場所よりも上部に引っ掛けて使います。

ショックアブソーバー付きのものを選びましょう。
落下時のショックを和らげます。

上記でご紹介したタジマ製フルハーネスの場合、一本式のランヤードにのみ対応しているので注意。

二本式を先に買ってしまった。

屋根作業の場合、最初はそもそもランヤードを引っ掛ける場所が存在しないので、後にご紹介するロリップを多用しました。

架台を設置後はランヤードも架台に掛けて使用しています。
屋根上作業 ランヤード

親綱(ロープ)

親綱 屋根作業
安全な屋根上の移動を実現する為に、ロープを設置します。

ロープを屋根越しに張って、安全帯を引っ掛けるわけです。
親綱 ロリップ 安全帯
ロープは『2重8字結び』という、安全性の高い結び方で、ベランダの手すりに結び、屋根を越えて反対側の柵に結びます。
親綱 2重8字結び ロープ
ロープの結び方はこちらのサイトが分かりやすいです。

http://trpla.nrc.gamagori.aichi.jp/kyoiku/musu/musu/

安全の為にはロープは16mm以上の太さが必要です。

ロリップ

ロリップは屋根に張ったロープとフルハーネスを接続して、安全に昇降移動、体重を掛けた定位置作業が出来ます。
ロリップ 安全帯
親綱とロリップの接続位置は、常に身体とロリップの接続位置よりも上にあるようにして作業します。

落下時の衝撃を軽減させるためです。

一本式を購入しましたが、二本式を左右の胸に装着する方が安定度は高かったように思います。


ロープへの接続を上下逆にすると、どこまでも落下するので、正しく接続しましょう。

安全ブロック

親綱に締結して、屋根を自由に動ける優れものですが、中々お高い。

自分は親綱の近辺でしか作業する予定はないため、ロリップとランヤードの併用での作業にして、安全ブロックは購入してません。

屋根上の安全作業のまとめ

全部揃えたら約4万円。お高いですが、命には変えられません。

3.8KWの太陽光パネルを8万円で手に入れたのに、安全設備で4万円は中々のインパクト。

DIYで太陽光発電を作る野望をお持ちの方は、くれぐれも安全に配慮して設置下さい。

安全装備は節約する部分ではないと思いますので。

以上、『太陽光パネル設置の屋根上作業の為の安全用具のご紹介』でした。