太陽光パネルからのケーブルを室内に取り込むには外壁へ穴を開けねばなりません。
外壁への穴開けは非常に気が進まないものの、開けないと進まないので防水に気を付けて穴開けしてケーブルを通してみましょう。
自分の場合は屋根裏にケーブルを取り込みました。
太陽光のケーブル取り込みに使う工具
•防雨型ジョイントボックス
我が家は3系統の太陽光パネルを設置するので、パナソニックのジョイントボックス型が最高にマッチングしたので使用しました。
PF管のカップリングを使用して、16mmと22mmのPF管が接続出来るのでとてもスッキリ施工できます。
•PF管用カップリング
ジョイントボックスとPF管の接続用
•ホルソー
壁穴開け用。
壁に穴を開ける用。
•インパクト
インパクトは14.4vか18vのパワーのあるものが良いです。
僕はRYOBIを愛用しています。
電池パック2個付きの、急速充電タイプがオススメです。
充電待ちがありません。
壁の裏側をチェック
穴を開けた壁の内側に家の構造体の太い柱があったら死亡遊戯です。
大概は、和室の押入れの天井が開いて屋根裏に登れる構造になっているはずなので、登って内側の構造を確認しましょう。
写真のように、板張りか構造用合板の部分の外側に取付しましょう。
目印の為に内側からドリルで一箇所穴を開けておくと、外側から位置が把握しやすいです。
ホルソーで穴開け
位置を決めたら穴開けしましょう。
愛する我が家に穴開けするのは非常に緊張します。
ホルソーは結構すごい音がします。
穴は3つにしようかと思ってましたが、ケーブルを6本通すだけなので2つに。
周りの穴は防雨カバー固定用の下穴。
防雨型ジョイントボックスの取付
木ネジ6点で固定。
ネジは防雨型ジョイントボックスには付いて来ないので錆防止でステンレス製の木ネジを使用しました。
このパナソニックの防雨カバーは、背面が壁のデコボコにフィットするパッキン構造になっているので、固定するだけで防水されます。
雨が当たりやすい場合は周りへのコーキングが推奨されています。
PF管の接続
ノックアウトと呼ばれる穴の部分にマイナスドライバーを入れてパキっと取り外してコネクター用の穴を開けます。
そこへPF管用のコネクターと取付。
22mm用のノックアウトですが、16mmPF管用のコネクターも取付出来ます。
コネクターを上下から挟んで固定。
このコネクターはPF管を差し込むだけでカチカチっと固定されます。
良いですね!
屋内のケーブルの処理
僕は屋内の防雨カバーの裏面へはアウトレットボックスを取付ました。
このボックスは200円程度。
2つ開けた穴がアウトレットボックスの穴とバッチリ位置が合いました。
たまたまですが、同じパナソニック製だからでしょう。
嬉しい。
屋内も3系統でケーブルを分けてPF管で保護しておきます。
屋内のケーブルは裸で配線でも問題ないと思いますが、きれいに配線しておきたいのでこんな形にしてみました。
僕は太陽光パネルから接続箱まで一本で配線しましたが、アウトレットボックス内で接続点を作ると作業は楽になると思います。
太陽光のケーブルの屋内への取り込みまとめ
外壁への穴開けは中々シンドイですが、PF管のコネクターと防雨カバーで外観もキレイに取り込み出来ます。
DIYで頑張る方の参考になれば嬉しいです。
以上、『太陽光発電のケーブルを室内に取り込もう。防雨型ジョイントボックスを使った施工。』でした。