DIYで屋根と壁面に約4kw(3.87kw)分の太陽光発電システムを取り付けましたが、やはり気になるのは売電量と電気代の変化ではないかと思います。
2020年8月に丸々1ヶ月運転した結果をレポートしたいと思います。
結果としてはかなり家計のプラスになっています。
猛暑のため日中夜間エアコンは常時使っている状態に近い条件です。
使用した資料の9月分が8月1〜31日分の使用量です。
電力会社はENEOSでんき。
東京電力への売電で、売電単価は21円/kw。
我が家の場合、屋根の形がブサイクで日当りがイマイチなことと、壁面の太陽光パネルは殆ど発電出来てないので、通常だと1.5倍位発電出来るのではとおもいます。
電力削減と売電の構成
通常の太陽光発電システムと同じ構成ですが、太陽光パネルの発電分はまずは家の使用している電力に消費されます。
そのため、太陽光パネルが発電していると電力会社の電気の使用量が減り、電気代が安くなるわけです。
そして、太陽光パネルの発電量が家庭内の電気使用量を超えた分は電線へ戻されて、逆流(潮流という)した電気量は電力会社が購入してくれるわけです。
太陽光発電設置前後の電力消費量の比較
昨年比290kwから175kwへ大幅減少!
すごい減り方です。
図中では8月の使用量が9月請求として9月の表示になっています。
2019年も2020年も8月はかなりの猛暑でエアコンは殆ど点けっぱなし。
太陽光発電設置前後の電気料金の比較
2019年電気料金
8月イッパイの使用量である2019年9月の請求金額は7861円。
まあまあ大きな金額です。
2020年電気料金
4834円に大幅減少!
3027円の減少です。
売電料金は?
154kwの売電量で、3234円で売れています!
家計に影響する合計金額は?
電気代減少金額3027円+売電金額3234円=6261円
素晴らしい成果です。
日中の電気使用の状況
エアコンを点けっぱなしの1日の午前中の電気使用量の推移ですが、太陽光パネルが発電中の時間帯はほぼ電力会社の電気は使用していないことが分かります。
太陽光パネルを設置することで、エアコンの電気代を気にする必要が無くなったのは精神的にも大きなプラスですね。
太陽光パネルの遮熱効果
太陽光パネルは太陽光が直接屋根に当たるのを防ぐ遮熱効果があります。
夏場の直射日光を遮る事で、室温の上昇を防ぎエアコンの稼働率が下がるという、更なる省エネ効果が生まれるわけです。
太陽光パネルってホントエコ。
断熱性能が弱い我が家にはありがたい遮熱効果ですが、キッチリ太陽光を敷けるキレイな屋根の形ではないので、夏場の2階は相当暑いです。
取付前よりはマシになったかもしれない。
太陽光パネルによる家計への影響総括
DIYで付けた太陽光発電システムは取付作業用の安全用具や分電盤などなど含めて総額30万円程で設置したものです。
毎月平均で4000円程度の発電をしてくれれば、6年でペイ出来ますね。
キレイに南側の屋根へ太陽光パネルを載せられる家の方であれば、4年位でペイ出来るのではないでしょうか。
年間でどの程度の発電になるのか非常に楽しみです。
ちなみに、電気使用量が少なくなると、基本料金0円の楽天でんきがお得感がすごくなります。
以上、『4kwの太陽光発電システムで電気代はどれくらい安くなったのか。売電料金はいくら?』