DIYで3.87KWの太陽光発電システムを自宅に取付してしまいました。
太陽光発電設備を自分で取付した場合、どれ位の金額が掛かるのかは気になるところかと思います。
業者さんにお願いしたらそれなりの金額になる太陽光発電ですが、個人が節約して作り上げる場合の参考として頂ければ幸いです。
DIYで作り上げた太陽光発電は自分で売電契約も進めています。
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太陽光パネルの購入費用
18枚で計3.87Kw。長州産業製。
一枚215w。
ヤフオクで計81,000円。
安い!
10年落ちのパネルではありますが、カタログ価格では一枚で13万円ほど。
安さに釣られて勢いで購入してしまいましたが、家庭用の太陽光パネルの中では最大級のサイズで、148×97センチ、12キロという大判サイズだったため、設置場所や屋根への持ち上げを過酷なものにしてしまいました。
当たり前ですが、安さだけでなく、設置場所を考えてから購入しましょう!
パワーコンディショナー
ヤフオクで5,000円。
なぜかパワコンはヤフオクで異常に安く出品されています。
中古ですが、京セラの現行品。
5000円で落札出来るとは。
カタログ価格は30万程。
状態はいいですが、中古だと太陽光パネルで発電しないと動作確認出来ないのはちょっと辛い。
設置したら無事に機能してくれました。
新品でも実際はそこまで高くないです。
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接続箱
ヤフオクで5,000円。
パナソニックの未開封品が落札出来ました。
4回路用、昇圧機能なし。
こちらは3回路の河村電工製。
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屋根への取り付け固定金具
屋根用取付金具は株式会社屋根技術研究所の製品を注文して 65,000円ほど。
13枚分ですが、屋根の形がキレイな場合はもっと安くなります。
我が家は角度の違う6面の屋根にパネルを載せたために金具点数が多くなってしまいました。
太陽光パネルの固定金具は信頼性が欲しいのと、未来工業やネグロス電工などで揃えてもあまり金額は変わらなかったため屋根技研研究所の製品を選択。
設置する枚数でセット販売しているので、注文しやすいのでオススメです。
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壁面用の取付金具
こちらはネグロス電工の太陽光用金具を選定。
5枚分で30,000円ほど。
ネグロス電工の信頼性は抜群ですが、壁面用の金具は販売してないので、自己責任で応用してます。
(壁面用はネグロス電工に相談すれば対応してくれるようです)
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ケーブル類
8sq-VVR線
分電盤〜パワーコンディショナー〜接続箱に使用
1m辺り680円で10m使用。
6800円。
HCV線
パネルと接続箱接続や、離れたパネル間を繋ぐ場合も。
40m×2本
ヤフオクで5,000円。
我が家では3m位しか余りませんでした。
アース線
30m
3000円。
PFD管
未来工業のミラフレキ。
50m単位でしか買えなかった。辛い。
内径16サイズのもの購入して
7,000円。
PFD管とは、2重構造のPF管のこと。
黒色PFD管が太陽光発電には最適と言われています。
22mmサイズの方が使い勝手が良いです。
16サイズだと、hcvケーブル2本とアース線一本入れたらパンパンです。
PF管への配管通しがかなり大変になってしまいました。
16サイズの場合配管内にMC4プラグも納まりません。
ケーブル用クリップ
2000円。
モノタロウで購入したネグロス電工のケーブルクリップ。
型番は「PV2M30」
ケーブル接続用コネクタMC4
2000円
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アウトレットボックス
室内2箇所と屋外一箇所。
1000円。
分電盤
太陽光の総工費に入れるべきか迷うところですが、太陽光用ブレーカー付きの分電盤へDIYで交換しました。
何故か異常に安く購入出来た。
30,000円。
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安全用具
屋根の作業にはやっぱり必要。
ヘルメットからフルハーネスまで揃えて作業しました。
計40,000円
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その他
ネジや防水パッキン、PF管の固定用部品などなどチョコチョコ買ってましたが、もう覚えてないので計30,000円とします。
太陽光発電システムのDIYの総額!
3,82KWの太陽光発電システムをDIYで作り上げたら一体いくら掛かるのか!!!!
総工費312,800円!
多分安い!
4KWの太陽光システムを業者さんに依頼すると大体120万円位が相場だと思います。
パネルとパワコンが中古と考えると、どちらが良いのか良く分からない価格かもしれません。
時間もそれなりに掛かっております。
81,000円で太陽光パネルを購入した時点ではもっと安く出来ると思ってましたが、屋根への固定金具はそれなりに高額なことと、安全用具の4万円が総工費に大きく響いてます。
作業は全部一人で行ったので中々過酷なものがありました。
新品の太陽光パネルとプロの作業費、保証、売電申請を考慮すると、ちゃんとした業者さんに依頼しても120万円なら適正価格だなあと感じてします。
この記事を読んでみて、「大変すぎ。DIYなんてやってられないあほちゃう。」なんて感じた方は、太陽光大手のソーラーパートナーズ【住宅用】で見積もりをとってみましょう。
屋根が余っていたら勿体ないです。
以上、『DIYの太陽光発電は全部でいくら費用がかかったのか。それぞれの部材購入費用の紹介。』でした。