僕が中古住宅を購入して引っ越した当日の悲劇!
テレビが映らない!絶望!
ということで、DIY精神に溢れる私は解決の為に調査を開始したのです。
無事解決したので、調査のポイントを解説していきます。
我が家の原因は、ブースター(増幅器)の電源部分がどこにもなかったことでした。
テレビが映らない期間はこれで乗り越えました。
電波の強い方向を探すのは結構大変でしたが、問題なく映るので、既存のアンテナがダメならずっとこれにしようかと思ってました。
屋外でも屋内でも設置可能。
アマゾンの評価も上々です。
我が家のテレビが映らなかった原因は、増幅器の電源部分が前の家主に持っていかれたためでした。
家全部に電波が届いてないのか
まずは映らなかったアンテナ端子以外の、別の部屋が映るのかを確認しましょう。
というパターンが考えられます。
他の部屋は映る場合は映らない部屋のアンテナ端子の交換などで対処出来ると思います。
ただし、壁の中に隠蔽されている部分で断線するような故障はあんまりないでしょう。誰も触らないので。
家全体のアンテナ端子に電波が来てない場合
アンテナが死んでるか、アンテナ線が断線しているか、電波が弱いのかもしれません。
まずはアンテナが機能しているかどうかを調べなくてはなりません。
僕の場合は、屋根のアンテナから下りて来ている、分配前のアンテナ線の接続部を外して、直接テレビを繋いでみました。
専用の電波計測の機器なんて買ってられないので。
テレビの設定画面でアンテナレベルがチェックできます。
アンテナレベルが0の場合、アンテナの故障、ブースター(増幅器)の故障、アンテナからテレビ迄の配線の不具合が考えられます。
ブースターの電源の故障の場合はアンテナレベルは0ではなく、基準に達しないレベルの電波は受信しているはず)
原因を特定、ブースターに電気が来ていない!
調べた結果、電波は弱いけど来てました。
通常、アンテナで拾った電波はただ受信しているだけなので、その電波ではテレビを写すには弱すぎるので、ブースター(増幅器)を使って増幅しないといけません。
増幅器はアンテナマストについている本体に、屋内の電源部からアンテナ線で電気を供給する形になってます。
簡単に考えると、アンテナに付いているブースター本体→電源部→分配器。と繋いであげるだけです。
屋上に登ってブースター本体を確認してきました。
で、蓋を開けたら電源ランプが点灯してない。
おかしい。
で、家の中のブースターの電源部を探し回ったのですがどこにもない!
なんでやねん!という気持ちでいっぱい。
ということで、テレビが映らない原因は増幅器の電源部が前の住人に持ってかれた可能性が高いということが分かりました。
ブースター電源部の設置
電源部は屋上のアンテナに付いている本体に電気を送るのが目的なので、一応どの部屋にあるアンテナ端子に設置しても、家全体のテレビが見れるようになるはずです。
なのでテレビ脇のコンセントを使えば解決する。
(解決しない場合、分配器の電気が流せる端子が限定されている場合があるので、別の部屋で試してみて下さい)
しかし、僕は邪魔くさいので、アンテナから分配されるまでの屋根裏の大元に設置することにしました。
施工は簡単。
ちなみに、ブースターは本体と電源部がセットで買ってしまったので、屋根にある本体も交換してしまいました。
元々付いているのと同じように繋ぐだけです。
準備するもの
F型コネクター2個···配線のサイズに合ったものでないと付きません。
ニッパー
僕の場合は屋根裏にコンセントを作ったので、コンセント用器具も買ってきました。
1.屋根裏に登ってアンテナ線を探す
外から見たらどの辺から家の中に引き込まれているかが分かりやすい。
2.アンテナ線を切る
勇気がいる。切ったら最後まで完成させられるのか不安になってビビりますが、切るしかありません!
切った両端にF型コネクターを取り付け
屋根裏の暗い中だと中々しんどい細かい作業。
ブースターの電源部にアンテナ線を接続
さっき作ったコネクターを繋いでいきます。
の流れになるように接続しましょう。
書いてありますが。
電源がない!作ろう!
ブースター電源部はコンセントが必要ですが、屋根裏にコンセントはあまりないはず。
なので作りました。
残念ながら電気工事士の資格が必要な作業ですが。
屋根裏には配線がゴロゴロ転がっているのですが、照明用配線は避けて、コンセント用配線を探して、途中でカット。
照明用配線は部屋でスイッチONしてないと電気が供給されないので使えません。
ブレーカーを落としとかないと死にます。
途中にコンセントを繋いで送り配線にします。
電源を繋いでみよう!
電源を繋いだらきっとキレイな映像が見れるはず!
上手くいったら、電源部は屋根裏の柱にネジで固定して完成です!
テレビアンテナまとめ
コンセントを作るのは置いといて、一番難しいのは屋根裏の暗い中でのF型コネクターの取り付けでした。
あとは繋いでいくだけの作業。
原因の特定は中々時間がかかりましたが、屋根に付いているアンテナ自体は精密機器ではないので、故障はあまりしない構造です。
ブースターか、アンテナ線の接続部の緩みが原因のことが多いと思うので、そこを中心に調査しみましょう!
どうやっても解決しない場合は、このタイプのアンテナから直結すれば絶対見れるので、ずっとこれでも問題ないですよ。
(家の電波状況にもよります)
テレビの映りが良くなったら、テレビを壁掛けにしてみるのもオススメです。
リビングがスッキリしますよ。
以上、『アンテナはあるのにテレビが映らない!?中古住宅を購入してテレビが映らないときに調査すべきポイント。』でした。