こんばんは。皆さん省エネしてますか?
住んでいる家が、しっかり外気との断熱がされていれば、エネルギー効率の高い冷暖房のエネルギーを外に逃がさない省エネ住宅と言えます。
しかしながら、我々貧乏人はそんな高性能な家を買うお金がない。
古い中古住宅を買ったとき、その家の断熱効果を効果的に高める方法があります。
それは窓を変えること!
閉めきった家の外気温と室温の熱交換は70%が窓で行われています。
今住んでいる家が一枚のガラス窓だったら、二重窓、三重窓に替えてしまいましょう!
断熱窓への改修は国から補助金が出ます。以前は上限15万円までなどの条件がありましたが、2023年度からの補助金は非常に大きい補助が出ます。
でも工事をするほどではない。という方へ、手頃でオシャレ、断熱効果抜群の代物を紹介します。
それは断熱ブラインド。
断熱ブラインドってなに?
断熱ブラインドの一番の特長は、空気層を作って熱を遮断するところにあります。
ハニカム構造といって、蜂の巣を縦に繋げたのような見た目。
断熱ブラインドというだけあって、外からの熱の流入、流出を遮断して断熱する効果があります。
サーモカメラで撮影すると、しっかり熱を遮断する様子が分かります。
ちょっと開けた部分が真っ青に。
『TUISS』はカラーも豊富で注文もラクラク。
コントロールの位置は間違えないように注意しましょう。
(僕は間違えました)
完璧な断熱効果と防音性能を手に入れたい場合はDIYで複層内窓を取り付けて、3重窓にしてしまう方法もあります。
ブラインドよりも高いですが、結露は一切しなくなります。費用対効果は内窓の方が高いです。
内窓を付けて、断熱ブラインドというのが最も効果的です。

見た目はシンプルなミニマルデザイン
断熱ブラインドの良いところの一つとして見た目の美しさがあります。
どうでしょうか。壁と面を合わせることでカーテンよりも見た目がスッキリします。
(左側のと色が違うのは、5年経過して穴があいたためTUISS製のものと交換したため)
場所も取らないのでスペースもスッキリです。
ブラインドの特長としては、カーテンと違って上から下ろすものなので、半分下ろすと外からの視線を遮りつつ外の景色と日射しを取り入れることができます。
遮光よりも光を透過するのを選ぶのがオススメ
僕は遮光のブラインドより光を通すものをオススメします。
なぜかというと、光を透過した姿がキレイで部屋が暗くなりすぎない。リビングに付けたのですが、昼間にブラインドを閉めていてもちょうどいい明るさになります。
直日光が当たりまくりの部屋だったら遮光の方がいいかもしれませんね。
断熱ブラインドは取り付けが楽々❗
びっくりするほど簡単です。
今回取付けたTUISS製の断熱ブラインドの取付を紹介します。
写真の部品をネジでうつ。これを2箇所。
ネジを打つ前に壁内に下地があるか確認しましょう。

一応水平器で水平を確認。
今回は2台を並べて設置するので、特に設置高さを慎重に測ってます。
あとは本体を引っ掻けて押し込むだけ。
完成。
インパクトをもっていれば20分で設置できます。
最後の写真のように 、ブラインドを閉じていても小さく収まるので邪魔になりません。
断熱ブラインドの効果はいかほどか
2017年7月9日猛暑日 暖気遮断の検証
エアコンを27度設定にした室内の様子。
断熱ブラインドと窓の間を計測
2017年12月9日 冷気遮断の検証
室内でガスファンヒーター使用時の計測。
室内
ガラスとブラインドの間
ガスファンヒーターの脅威の暖房能力!最強の加湿機能で乾燥した空気環境でも湿度がグングン上がる。
夏も冬もブラインド一枚で結構な熱を遮断出来てるようです!
ちなみに計測に使用したタニタの湿度計は反応が早くてかなり優秀です。
ということで、断熱ブラインドは見た目と断熱を両立した結構な優れものなので超オススメです!
今回は『TUISS』でサイズオーダーしました。
窓1つ分で2本購入して2万5千円位したので安くはないですが、
安価に窓をスッポリ断熱できるのでオススメです。
とはいえ、やはり二重窓の内窓を取付けて3重窓にした方が効果は高いので、内窓もオススメです。

おしまい。
和室に断熱ブラインドがフィットするのかどうか、設置してみた記事はこちら。

以上、『断熱ブラインドをDIYで付けてみたら断熱効果が抜群。省エネ効果と取り付け方法の紹介』でした。